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トップインタビュー 挑戦する経営者たち

「zoom」で伊勢型紙〝語り部〟講演会を実施 個展企画を推進

「染処古今」取締役営業本部長兼花園店店長 田中誠氏

きもの業界古今 2020.07.02

伊勢型紙の魅力を語る田中誠店長

 

 

 

 

伊勢型紙のきもの工房「染処古今」(京都市、安江敏弘社長  http://kokon-somedokoro.co.jp)の製造卸と企画プロデュースを担当する同社営業本部長兼花園店・田中誠店長は、2009年市内右京区花園に事務所兼工房を構えて11年目を迎えます。

 

全国の呉服専門店との間で個展の開催を進めていますが、新型コロナウィルスの影響により地方の専門店に対して「zoom」などオンラインで伊勢型紙に賭ける思いを語る〝語り部〟企画などを実施。専門店との取り組みを強化しています。これを機に田中店長に話を伺いました。(取材・文:西本俊三)

 

 オンラインで伊勢型紙の魅力を伝える

はじめに近況をお願いします。

「今年はコロナ禍の影響で緊急事態宣言後はどこも苦戦されているように思います。やはり集客が厳しいという話をお聞きしますが、中にはお客さまとしっかりコミュニケーションを取っておられる専門店さまはこういう時期でも工夫されて頑張っておられるのではないでしょうか」

 

出張は関西が多いのでしょうか?

「そうですね。今は西日本の専門店さまが多いですが、北海道も行きますし、ご要望があればどこでもまいります。実は、今回のコロナ禍で得たこともあります」

 

といいますと。

「今年の5月と6月、北海道と山形の専門店さまを訪ねる予定でしたが、行けなくなりました。その分、こちらで商品を揃え、プロデュースさせていただきました。北海道の専門店さまは10日間〝語り部〟企画で講演会を予定していたのですが、先方の提案もありオンラインでつなげていただき、1日1回だけ1時間ほど話をさせていただきました。そのおかげで、販売につなげることができました。

その後、山形の専門店さまは、社長さまと相談させていただき、現地に行けなかったのですが北海道の事例を話させていただいたところ、『オンラインでぜひやってほしい』と言っていただき、『zoom』を使ってお客さまに伊勢型紙の魅力について、商品説明から伊勢型紙とは何ぞやという話をさせていただきました。こちらは6日間1日2回の講演会をさせていただきました。現地には行けなかったのですが、『zoom』を通じて専門店さまとそのお客さまと話をさせていただけたことはありがたいことだと思っております」

 

専門店を対象に商品をプロデュース

 

 

現地に行けなくても顔を見ながら話ができるのは確かに便利ですね。

「今の時期、コミュニケーションツールとして便利だと思います。今回は、現地に行けなかったのですが、お店の熱意と私の思いをお客さまにお伝えできたのではないかと思います。専門店の社長さまからは『やって良かった』と言っていただき、『zoom』を通じてこちらの思いと先方の思いが一致したと思っております」

 

精緻な伊勢型紙の技がよく見えるよう光を当てて紹介

 

〝語り部〟講演会を実施

田中店長は、もともと室町の商社で伊勢型紙のきものを長年扱っておられたのですが、伊勢型紙錐(きり)彫り師・二代目六谷梅軒氏の技と人間性に魅了され、商社を辞めて伊勢型紙の〝語り部〟として古今に入社されました。

 

「『染処古今』はメーカーですので商品製作に力を入れており、私の方は製造卸と企画プロデュース、各地の専門店さまに向けた販売を一貫して行っております。事務所を開設して11年目です。現在、伊勢型紙の道具彫り人間国宝・中村勇二郎氏の『三代献上』企画や錐彫り人間国宝・六谷梅軒氏と二代目六谷梅軒氏の親子を語る講演会をさせていただていておりますが、専門店さまの中で今回初めて取り組みさせていただいた先があります。

 

工房見学など事前の研修会を熱心に実施されるなど社員教育もしっかり行っておられるので、そういう専門店さまは実績を上げておられますし、弊社もそういう専門店さまと取り組ませていただこうと思っております」

 

〝語り部〟企画を推進

 

 

 

 

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