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トップインタビュー 挑戦する経営者たち

きものや帯にスッと収納できる「薄さ2mmの老眼鏡“ペーパーグラス”」の取り扱いスタート 地場産業メガネを盛り上げる!

林呉服店 代表 林秀一氏

ペーパーグラス林呉服店 2019.03.02

<店舗情報>

社  名 有限会社はやし

店  名 林呉服店

代  表 林秀一 氏

所 在 地 福井県鯖江市下野田町38-7

電  話 0778-62-1221

H  P http://www.h-kimono.com/

 

林呉服店(福井県鯖江市、林秀一社長)は、上質なきものを中心にお客さまのニーズに沿った形で地元密着型の商いを続けていますが、鯖江市の地場産業として有名なメガネのメーカーとタイアプし、「薄さ2mmの老眼鏡“ペーパーグラス”」の取り扱いをスタートしました。林社長に近況を伺いました。

 

林秀一社長

 

お客さまのニーズに沿った商い

――貴社は1915年(大正4)創業されましたが、林社長は何代目でしょうか?

 

「もともと私の祖父が鯖江の“石田縞”を扱う行商を行っていたのですが、その後、呉服を扱い私で3代目になります。私は、大学を卒業してから滋賀県近江八幡市の呉服店で3年間住み込んで修業しました。25歳で店に戻るのですが、当時は父親の後についてお客さまの家を訪ねるいわゆる訪問活動を続けていました。でも今は、お客さまに店に来ていただく商いに切り替えています。それと、以前は春と秋に店外催事などを行っていましたが、展示会などをするときは現在店の中で行っています。それも、お客さまからの注文があったとき、それに合わせる形で催しをさせていただいております。昔は振袖に力を入れていた時期もありましたが、今は林好みの自信を持ってお勧めできる品を中心に扱っています」

 

おしゃれな店内

 

 

“ペーパーグラス”取り扱いスタート

――さて、鯖江といえばメガネの産地として有名です。そのメガネの中でも、「薄さ2mmの老眼鏡“ペーパーグラス”」の取り扱いを始めたそうですね。

 

「地元で眼鏡の部品を扱う商工会議所青年部の先輩と交友があり、後にその息子さんも入会され、その後輩が、『薄さ2mmの老眼鏡“ペーパーグラス”』を開発したのです。2年前、そのメガネに京都の『岡重』さんが製作されている和柄とのコラボケースを担当したことがきっかけで、事業をスタートしました」

 

「きものに関心がある方と老眼鏡を必要とする年代が一致すること。折りたたむと2mmという薄さから、きものや帯、長財布にしまうことができ、“きものライフ”をさらに楽しくすること。鯖江で製造されていることなどから、県外の呉服店様にも好評でお取り扱いをいただいています」

 

薄さ2mmの老眼鏡“ペーパーグラス”

帯にスッと収納できる点が特徴

メガネ柄のゆかたをオリジナルで製作

――メガネときものというコラボ企画ですが、今年はメガネ柄のゆかたを発売されるそうですね。

 

「実は昨年、メガネ柄の江戸小紋を京都のメーカーさんとタイアップして作らせていただきました。メガネの柄は、鯖江市がPR用にデザインされている公式のメガネの柄で、市に許可をいただいて江戸小紋にデザインさせていただきました。今年はメガネをモチーフにしたゆかたをオリジナルとして製作しています。きものやゆかたを通じて、『鯖江=メガネ』をアピールできればと思います」

 

メガネ柄のゆかたを製作

 

(文・西本俊三)

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