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「STYLE Bangkok」(上) 4月17日~21日「STYLE Bangkok」を開催

タイ・バンコク国際見本市

2019.04.30

「STYLE Bangkok」会場入り口

 

タイ・バンコクで行われた「STYLE Bangkok」は3つのフェアを統合した国際見本市

タイ商務省国際貿易振興局(DITP)は4月17日~21日、タイのファッション、レザー、ジュエリー、アクセサリー、ギフト、家庭用品、家具など総合的な商品を展示する国際見本市「STYLE Bangkok」をバンコク市内の国際貿易展示場(BITEC)で開催しました。タイを中心とする900を超える企業の商品を出展(70ヵ国以上のバイヤーらが参加)し、活発な商談を繰り広げました。

 

ファッションを中心に生活関連商品を一堂に

「STYLE Bangkok」は、「バンコク国際ファッションフェア&国際レザーフェア」「バンコク国際ギフトフェア&ハウスウエア(家庭用品)フェア」「国際家具見本市」の3つの“メガトレードショー”を統合し、タイ独自のスタイルを展示紹介する大商談会。

 

各フェアとも20年以上開催してきていますが、3つの国際見本市を統合したことでバイヤーにとって便利になり、最新の商品を一堂に見ることができるようになったといえます。

同展の中心となるタイのファッション産業は、DITPが中心となりОEM(相手先ブランド)生産からの脱却とデザイン重視の方向でヨーロッパや日本の企業、デザイナーらと積極的に交流を進めてきたと同時に若いデザイナーらを育てる人材教育にも力を注いできた経緯があります。

 

ファッション先進国のイタリア、フランスなどヨーロッパ諸国からデザイナーを招へいし、デザイナーとの協業による製品開発を行ったり、イタリア、フランス、イギリスなどでデザインを勉強してきた若手デザイナーがタイ国内で力を発揮しています。

日本でもタイ人デザイナーがファッションフェアやイベントに参加。東京、大阪、福岡でもコレクションを発表しています。

 

「STYLE Bangkok」オープニングパフォーマンス

コンセプトは“Crenovative Origin”

そうした中で行われた「STYLE Bangkok」のコンセプトは、“Crenovative Origin”。タイ独自のオリジナル性を踏まえたファッション、ギフト、家庭用品、家具などの創造(クリエーション)と革新(イノベーション)を打ち出し、タイの今のライフスタイルを総合的に展示紹介する商談会です。

 

4月17日午前10時のオープニングは、最新のファッションを象徴する衣装でステージに登場したモデルがパフォーマンスを繰り広げ、続いてタイ商務省のブーンヤリット事務次官がステージに上がり、「『STYLE Bangkok』は商務省としてタイの企業家らをサポートしながら、ライフスタイルに沿った新しい市場も見据えてフェアの目的を達成していきたい」と代表のあいさつを行いました。その後、ブーンヤリット氏を囲んで同展の主要な団体の代表らがステージに集合し、オープニングセレモニーを飾りました。

 

タイ商務省・ブーンヤリット事務次官

 

主要な団体代表らがステージに集合

 

若いデザイナーの作品や革新的な商品も

午後からDITPのワンナポン副局長が会見し、「STYLE Bangkok」の趣旨と見どころなどについて解説。広大な展示スペースの会場には、バンコクとタイ北部、東北、南部ほかの新しい企業が洋服、ジュエリー、バッグなどを紹介する「THE NEW FACES」、才能ある若いデザイナーの「Designers Room &Talent Thai 2019」、革新的な商品を揃えた「Innovation and Design Zone」、「OTOP(One Tambon One Products、タイ版「一村一品」)for export」2018年の優秀なデザインアワード「Demark」、最新の生地(テキスタイル)、シニア世代を対象にした健康や旅行、化粧品、シューズなどの「60+」コーナー、高齢者向けのベッドや介護衣料品などが展示されました。

 

DITPワンナポン副局長(右)が会見

(文・西本俊三)

 

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