入力フォームの最適化
ウェブ集客ブルースカイメソッド 2018.09.01ウェブサイトで最も大切なのは、「来店予約フォーム」です。成果の出る「来店予約フォーム」についてご案内します。
1.成果が出ない「入力フォーム」になっていませんか?
悪い例(1)です。
必要項目が多くて、お客さまは入力するのがイヤになってしまいます。
悪い例(2)です。
入力の目的が不明確で、お客さまが入力にとまどいます。
ウェブサイトの中で最も重要なページはトップページだと思っていませんか?
専門店にとって、最も重要なページは「入力フォーム」です。
入力フォームのページは、お問い合わせや資料請求、来店予約などの申し込みを受け付けるページであり、
このページだけが
見込客の個人情報を取得できたり、
お店との接点をリアルに作ることができます。
2.成果が出る入力フォームとは?
入力フォームの良い例です。
成果の出せる「来店予約フォーム」のポイントは下記の5点です。
1.入力の目的が明確である
2.お客さまが希望する順番で項目が並んでいる
3.入力補佐がある
4.入力項目・必須項目が少ない
5.サンクスページが工夫されている
その理由を具体的にご案内していきましょう。
1.入力目的が明確である
来店予約やパンフレットの資料請求、具体的な案件についてのお問い合わせなど、ユーザーにとって入力することに必然性があるように作る必要があります。
2.お客さまが希望する順番で項目が並んでいる
入力の目的が来店予約や資料請求であるにもかかわらず、名前や住所入力が一番上になっているフォームが多いのが現状です。店側とすれば、名前や住所、電話番号が知りたいのですが、ユーザーにしてみると名前から始まるフォームに入力するのはフラストレーションがたまります。こういうフォームの場合、せっかく入力フォームのページへ来てくれても記入を途中でやめる人が多く出てしまいます。サイトによっては、来訪者の7 割が入力を途中でやめてしまうというケースもあります。
3.入力補佐がある
4.入力項目・必須項目が少ない
入力のしやすさ、簡単さはとても重要です。入力する項目は少ないほどよく、必要最低限にすべきです。また、郵便番号を入力すると住所が自動入力されるなどの補助機能があるのが望ましいです。
5.サンクスページが工夫されている
サンクスページとは、送信完了後に出現するページのことです。通常は「送信完了いたしました。ありがとうございます。」などの文言が表示される。しかし、このページはもっと工夫できます。小売りの現場でも、販売した後がもっともお客さまに次の商品を売りやすいのと同様に、入力フォームも、送信していただいた後がもっとも次の提案を受け入れやすいのです。
●通常のサンクスページ画面
サンクスページに次の提案を組み込んで、最大限に活用しましょう!
●活用例
「紹介メール」の送信設定
その他、サンクスページに記載すべき項目
・次回使えるクーポンの発行
・ブログやコンテンツの紹介
・買い忘れの確認、追加注文の受付
・ソーシャルシェアボタン
・動画の設置
3.入力フォームの言葉にも気を使いましょう
店側にすれば、一人でも多くの人に来店予約してもらいたい思いから、「ご来店予約」とボタンに記載します。しかし、来店予約が月に20 件〜30 件と比較的多い件数を獲得している店では、同じ来店予約でもボタンに記載されている文言が違います。
例えば、「ヘアメイク無料体験会への申し込み」「お試し試着体験への申し込み」「無料体験会申し込み」などです。
(例)
一度も行ったことがないお店に来店予約を入れることはユーザーにとってはハードルが大変高いものです。そこで、お試しや無料体験会など気軽に申し込めるように、心理的に優しい言葉を使っています。 こうした配慮は来店予約数を増やす上で、とても重要です。