和の生活アンケートVOL.14 『花saku』2019.5月号 紬の着物、絹以外の着物に関するお悩みについて
着物花saku 2019.07.01○5月号の回答者の居住地域は、関東地区が32%で一番多く、中国・四国・九州地区が30%、北海道・東北地区が28%、関西地区が6%、中部地区が4%という結果になっています。
○5月号の回答者は10代がゼロ、20代が6%、30代が9%、40代が13%、50代が21%、60代が36%、70代が9%、80代が6%でした。平均年齢57歳で前号より2歳若くなっています。
1.絹(紬を含む)のきものに関するお悩みがあったら教えてください。

※複数回答してあったものも、それぞれの項目をカウントしてあります。
○1番悩みが多かったのは「保管」についてでした。36%の人が選んでいて、回答者の平均年齢は60歳でした。2番目には「お手入れ」についてで、32%の人が選び、回答者の平均年齢は56歳でした。
以下回答順に記載します。
1位 「保管」 36% 回答者平均年齢60歳
2位 「お手入れ」 32% 回答者平均年齢56歳
3位 「コーディネート」 23% 回答者平均年齢55歳
3位 「価格」 23% 回答者平均年齢66歳
5位 「TPO」 19% 回答者平均年齢61歳
6 位 「その他」 4% 回答者平均年齢69歳
その他回答として「松島呉服店に相談する」「丸洗い・染み抜き等費用が高いこと」がありました。
また、無回答が2%でした。
2.絹以外(麻・綿・ポリエステル)のきものに関するお悩みがあったら教えてください。お悩みのきものをお書きください。

※複数回答してあったものも、それぞれの項目をカウントしてあります。
○1番悩みが多かったのは「TPO」でした。30%の人が選んでいて、回答者の平均年齢は54歳でした。若い年齢層の方の回答が多くありました。2番目には「コーディネート」についてで、26%の人が選び、回答者の平均年齢は57歳でした。
以下回答順に記載します。
1位 「TPO」 30% 回答者平均年齢54歳
2位 「コーディネート 」 26% 回答者平均年齢57歳
3位 「お手入れ」 23% 回答者平均年齢58歳
4位 「保管」 13% 回答者平均年齢58歳
5位 「その他」 9% 回答者平均年齢68歳
6位 「価格」 6% 回答者平均年齢62歳
その他回答として「洗えるきものは便利そうだが、着心地が気になり手が出せない」「ポリは冬寒く夏暑い。麻はシワになりやすい。」などがありました。 また、無回答が13%(6名)でした。
3.その他、小物や帯について悩みがあったら教えてください。
全体の47%の方から回答がありました。一部抜粋します。
・帯締の短さをカバーする締め方を知りたい(59歳 会社員)
・娘の成人式で自分のきものを着せる。その際小物のコーディネートが分からない。(43歳 会社員)
・季節によっての合わせ方が分からない(65歳 主婦)
・帯に合わせる帯締のコーディネートにいつも迷う(61歳 薬剤師)
・帯袋、帯揚、帯締の手入れの仕方を教えてほしい(60歳 会社員)
・カゴの手入れの仕方が分からない(50歳 会社員)
・帯締の形状(丸や平ら)による格の違いを知りたい(65歳 主婦)
今月号への読者の声
5 月号では、特集の「丹後半島 きもの旅」、「銀座の初夏の風物詩 東をどりの魅力」の特集にも多くの感想が寄せられました。「きもの塾」「髪型レッスン」についても好評の声が届いています。
<読者の声をいくつか紹介します>
◇特集 丹後半島きもの旅
・実際に 手作業の様子を見てみたいと思いました(64歳)
・表紙の丹後ブルーのきものに目を奪われた(68歳)
◇特集 銀座の初夏の風物詩「東をどり」の魅力
・会場で生で見たくなった。ぜひ行きたい(61歳)
・一度見てみたいと興味を覚えた(61歳)
・都をどりを京都で見たことがあった。またこのような特集をしてほしい(40歳)
・本物を見たい。日本の伝統美を後世に伝えてほしいと思った(60歳)
・魅力が伝わり良かった。100回目までには一度お気に入りのきもので出かけたい。(66歳)
・もっと若かったら地元で芸者さんになってみたいと思ったこともあった(55歳)
◇教えて安田先生 きもの塾/ほっそりさんの着付けに学ぶ
・参考になりました。補正の基本的な作り方を教えてほしい(70歳)
・きれいに着るノウハウがつまっていて参考になった(37歳)
◇その他
・きもの美人 ロケみたいで良いですね。皆さん似合っていてうらやましい(50歳)
・髪型レッスン おしゃれを心がけたい。私は短髪ですが良い髪型ありますか?(22歳)
・髪型レッスン 夏に向けてゆかたもあればいいなと思う(43歳)
・染織探訪 藤布 まさに原始の織。すばらしいと思った(70歳)
・夫が茶道を始めて数年。「きものダンディ」になってくれた。家族できものライフを楽しめるようになった(47歳)
・雨の日のきもののお出かけの際に、気をつけることと濡れない工夫が知りたい(32歳)
読者の希望するプレゼント調査

5月号の読者プレゼントは「資生堂パーラー 東京カリーウィッチ」が一番人気で、49%の人が希望しています。次いで「東をどり チケット」が23%、「登喜蔵 カードケース」が19%、「東をどり 限定扇子」が4%、「東をどり 手ぬぐい」が2%でした。