きもの美人が街を往く 2020 大暑(2020/7/22)
二十四節気着物花saku 2020.07.227月22日は大暑(たいしょ)です。
梅雨が明け、夏の盛りとなるころ。
本来ならば、全国で花火大会が始まるころですが、
今年はすでに多くの大会が中止を決定しています。
花火のルーツをたどると、
悪疫退散祈願や鎮魂を目的として花火を打ち上げたことが
花火大会の起源ともいわれています。
大会の主催者や花火職人さんたちは、
新型コロナウィルスが発生している今年こそ、
夜空に花火を打ち上げたかったことでしょう。
とはいえ、新型コロナウィルスの鎮静化が何より大切。
来年以降、美しい花火を夜空の下で見られることを祈るばかりです。
大尺玉の豪華絢爛な花火を見ることはできませんが、
悪疫退散を祈願しつつ、自宅で、ゆかたを着て、手持ち花火を楽しむ。
できる範囲で、日本の夏を感じていきたいですね。
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8月に着たいきものの文様
向日葵(ひまわり)、朝顔、竹、鬼灯(ほおずき)、流水、波、
トンボ、花火、雪輪、千鳥、露草、稲妻、秋の七草、虫籠、
芭蕉、西瓜(すいか)、水引、無花果(いちじく)、露芝
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