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さぁ、ウェボリューションへ! 顧客創造の突破口

だいじなこと ちゃんと きちんと

2019.11.13

本格的な冬の訪れ

こんにちは。PR現代の大下直子です。
嵐のニノが結婚! 二宮和也結婚っっっっっっっっ\(^O^)/ 朝からビックリ。おはようございます。お相手は元フリーアナウンサーだそうです。ふぅ。落ち着いて!(笑)おめでとうございます。
10月にも大きな台風や大雨の被害がありました。私の住む千葉県は、すっかり災害で有名になってしまいました。千葉県のみならず全国各地に被害に遭われた方がいらっしゃいます。一日も早く「日常」が戻りますように。何もない日常のありがたみを痛感しております。

そんな中、気がつけば一雨ごとに秋が深まり、そして上空はいよいよ西高東低の気圧配置へと変わり、インフルエンザの流行の兆しも。さあ、本格的な冬の訪れです。でも、時候の挨拶も、なんとなく一ヵ月ほどずれているとちょうど良いような感じがする昨今ですね。そう遠くない未来に還暦が見えてきた私がまだ子供の頃は、11月というのは相当寒かったです。11月はまぎれもない「冬」で、半袖のTシャツを着て歩いている人の姿などありませんでした。

 

バイトテロの恐怖

さて少し古い話ですが、今年の6月に、「大戸屋四ヵ月連続で6%超の客離れ」というニュースが話題になりました。ランチメニュー廃止が原因か? いや、ランチを「おうちごはん」と名前を替えて実質値上げをしたからとか、諸説ありました。

大戸屋さんがバイトテロで注目されたのが今年の2月。アルバイト店員が、厨房やバックヤードで繰り広げる「悪ふざけ」という名の非常識な行動に、大きな批判が集中しました。観る人をすごく切ない気持ちにさせる情けない動画ばかりでしたね。一度ゴミ箱に廃棄したモノを拾って調理するとか、口の中に入れたモノを出すなど、それらSNSにアップされた多くは、本当にくだらないものばかり。大戸屋さんのそれは、確か、裸の下半身をトレイで覆うという、今社員旅行でやったら一発で「セクハラ」とされる昔の宴会芸みたいなものだったと記憶しております。

 

これらは、「注目されたい」という欲求が変なカタチで顕在化したものなのか? それとも、なにか脳の病気の一種なのか? いずれにしても、目を覆いたくなるような馬鹿馬鹿しい行為をわざわざ撮影をして、SNSにアップするという能動的な行動であることは間違いないわけです。

もちろん大戸屋さんの業績悪化は、ライバル企業との競争などもあるでしょうし、外食チェーンに詳しい専門家の方や、係数に詳しいプロフェッショナルがきちんと分析をすれば他にもたくさんの要因があるのでしょうけれど……、詳しいことが分からない私などにはどうもあのバイトテロの影響のように思えてなりません。

バイトテロ騒ぎのあとは、どの企業も一斉に社員教育の徹底に乗り出しました。大戸屋さんも3月には全店舗休業までして社員教育をしていましたが、その後、社員のスペック……、っていうか、何でしょう品性や教養は短期間の間に向上したのでしょうか〜?11月11日のニュースでは、4月から9月の半期決算が1億9000万円の赤字と、当初の予測を修正し、赤字決算の見通しが発表されました。

いずれにしても、この異常気象に加えて消費税の導入もあり、単価の低い外食産業は軽減税率の対象外ですし、頼みの秋の味覚の代表選手「サンマ」は、私もがっかりしましたが、まるでダイエットしたかのようなガリガリやせっぽちで(スマートでうらやましいぞ)、おまけに高単価と、まぁ、見事にがっかりな秋でしたので、大戸屋さんにとっても、泣きっ面に蜂のサンマ不漁だったに違いありません。

私も一度は食べなくては! と、食べてはみましたが、脂の乗っていないやせっぽちのサンマは、大満足とはほど遠い悲しい秋の味覚になってしまいました。まぁ、サンマへの嘆きはおいておくとしても、大戸屋さん。いくら自己資本率が45%を超えていても、やっぱり利益確保はなかなか大変なのだろうと思います。

何度も書いたように、要因はそれだけではないとしても、それにしても、たった一人のバイトのクレイジーな言動によって客離れは間違いなく進み、顧客の大戸屋さんに対する愛情、愛着は薄れてしまったわけですから本当にこうしたことは侮れません。

コンビニは必要か?

一方で、コンビニ大手のセブンイレブンは、一部のオーナーさんたち約100店舗が、「元旦スト」を発表しました。(多分、正確には朝だけじゃなくて「元日スト」ですよね?)労働環境の改善を求めているわけですが……、こうしたニュースを耳にすると、本当にいろいろな思いがこみ上げてきます。

 

お正月は、どのお店も閉まっているのが当たり前だった昔。なんとなくその不便な中に趣や工夫があったような気がします。ごちそうだらけでグルメな日本人は、おせち料理を喜ぶ人が減りました。私も父や夫が好まなければ、面倒なおせち料理などは絶対に作らないかもしれません。元旦からコンビニで食べ物は買えるんですから。

 

コンビニでは挽き立て淹れたてのコーヒーがいただけて、公共料金の支払いや、振り込みなど何でもできて、熱々のおでんや肉まんだって食べられる。新製品はたいてい置いてありますし、荷物の発送もできる。しかも365日、24時間。その「便利」の裏側に、オーナーさんたちや、従業員さんたちの業務の煩雑さがあり、ついに悲鳴を上げたということなのでしょう。個人的には「どうぞ、人として正常に働ける程度頑張れば結構ですからあとはお休みください」と言いたい。

 

もはや生き様勝負

仕事というのは、使命感を持っていたり、夢やビジョンがあったり、目標があったり、達成感があったり、やりがいとか働きがいとか……上司や同僚、顧客との信頼関係とか、何か「賃金」や「待遇」以外のことも、大いに関係してくるんじゃないかと思うのですが、「働き方改革」が法案として通ったり、その一環としてダイバーシティが重要視されたり、AIの台頭によって「人の手」が必要な事柄が減りつつある中で「働く」ということを真剣に考えていく必要があるとつくづく感じる今日この頃。

そして、バイトテロのあと、各社が大慌てで始めた「社員教育」というのも、もしかすると家庭の教育や学校教育にその課題解決の希望や、問題の根本があるのかもしれないと、思えて仕方ないのです。

 

中小零細企業……ましてや業績が悪い企業や、安い賃金、あるいはやりがいの少ない職場で、品性と機知に富んだハイスペック名人材を確保することは、果たして可能なのでしょうか? そして確保した人材に対しては、セクハラはもとより、パワハラにも十分注意をし、めったやたらなことでは叱らない。ましてや人前で注意をするなどもってのほか。誉めて、誉めて大事に扱い、腫れ物に触るかのように気を遣って育成をする。そんなことができるのでしょうか? 何かが狂っているような気がしてしょうがないですが、狂っていようが納得がいかなかろうが、そんな環境下でも、なんとかしなきゃいけないということなのです。

 

そうなってくると、頼みの綱はトップの人柄とか、社風とか、明確なビジョンとか、共感性の高さとか、そういった一見すると直接売り上げなどに関係しないような雰囲気の、どっちでもよさそうなことや、微妙なところで中小零細企業の差が明確に分かれるのではないでしょうか? 換言すれば「生き様」とでも言いましょうか。

 

もちろん、業績を上げるための商品やサービスの魅力であったり、巧みな経営術だったりと、生き残るために必要な事柄は多く重要ですが、そこにまったく問題がないのであれ少なくとも業績は上がっているはずですから。

 

 

大手寡占もやむなし

一方、IT大手のYahoo!がビッグデータの販売を始めました。新たなビジネス展開として大きく取り上げられていました。インターネットで検索されたキーワードなどから、商品開発や価格設定、販売手法や販売戦術にも大いに役立つデータです。楽天も購買状況からのデータ分析をビジネス化していますし、昔は電球を作って圧倒的ナンバーワンだった東芝もIoTシステムを解放して新サービスの開発を始めました。大手はどんどんAIやビッグデータで新しいビジネスを展開してきます。

 

昨日は、ファッション関係のサブスクリプション「メチャカリ」の有料会員数が2万人を突破したというニュースが飛び込んでくると同時に、日系BPから「サブスク戦略セミナー」の誘いがあったので、すぐに申し込みをしようと思ったら、瞬時にもう満員でした。ビックリ! このスピード感! 本当に数分のことでした。大手寡占はここへきて、また一気に進みそうです。そして、所有ではなく使用にこそ価値を見いだす風潮はまだまだ減速しそうもありません。

 

だいじなことちゃんときちんと

そんな時代背景ですから、購入に結びつくかどうかは別として……、PR現代では、年中行事を着物で過ごすと幸せが訪れるというコンセプトで「だいじなことちゃんときちんと」という漫画絵本を販売しています。

 

人生の通過儀礼を軽視せず、SNSにアップしたり、写真をキレイに撮影することだけに固執したり注力するのではなく、一つひとつの意味をよく分かり、家族や関係者で手間暇をかけて、面倒くさいことをしっかりとやろう! という啓蒙を目的とした絵本です。絵本にしたのは、小さな子どもから大人までできるだけ多くの人に広めたいから。

 

基本的には全国各地の呉服店さんに500冊とかまとめて購入いただき、大切な顧客の方や振袖のお嬢様に差し上げたりして活用いただいている本なのですが……

 

人生の通過儀礼、大事なことをちゃんときちんと行って、意味を分かって育った子は、バイトをしてもちゃんときちんと働くんじゃないかと私は思います(モチベーションやスキルは別として)。こじつけとか、へりくつなのかもしれませんが、バイトテロのあの子たちは、決定的になにか大事なピースが欠けているんじゃないかと。そしてその大事なピースは、生まれたときから、日本人が大切にしてきた「何か」を、きちんと親から伝えられて育ったかどうか? が大きく影響していると私は考えています。

 

今、業界ではフォーマル着物を見直そうという動きが始まっています。すてきなことです。すばらしいことです。PR現代も微力ではありますが、全力で応援したいと思っています。装う色や文様に意味がある。言祝ぐ気持ちを装いに込める。そんな文化を持っている国に生まれたことを誇りに思い、ここは本気で大事にして、本気で次世代へと伝えつなげていくべきだと思うのです。

 

所有そのものに価値を見いだしにくい環境にあって、レンタルで済ませるという人もいるかもしれない。その流れや動きにブレーキをかけることは呉服業界が何をどう頑張っても、とても難しいかもしれませんが、今こそ、「だいじなことちゃんときちんと」を、しっかり伝えなければいけないんじゃないかなと思ってます。その向こう側には、所有に意味があることを伝えるすべもあるように思います。

 

私の尊敬する一人でもある下重暁子さんの「持たない暮らし」という本に書かれている「物を持たない」は、物が目の前を猛スピードで通り過ぎていく、「メチャカリ」などのサブスクとはまったく趣の違うこと。

 

人生の通過儀礼を、家族でちゃんとやる。きちんとする。着物を着て衿を正す。しゃんとする。すごく面倒くさいし、手間がかかるし、とても大変! 少なくとも「便利」ではない。その面倒くさいことに、家族が本気で全力を注ぐということがもたらす「思い出」と、思い出という言葉一言では語り尽くせない日本人の魂。これがとても大事なんです。ここがハラに落ちれば……、バカもやるし失敗もする。スキルはそれぞれ千差万別。やりたいことが見つからない人もいるかもしれない。しかし、やって良いことと悪いこと、大事にしなきゃいけないことと、無駄なことの区別は着くような大人になるはず。

大事なこと=フォーマル

を重要視することは、国をよくするかもしれない。

 

めまぐるしくて、私などはもはや、理解できない、ついて行けないような世の中にあって、スピードはどんどん速まっていきます。でも、なんとしても、人生における大事なことは、心を込めてちゃんときちんとやるように、全国各地の呉服屋さんに、日本文化の伝道師としての使命感を持って、頑張っていただきたいと願わずにはいられません。

 

 

だいじなことちゃんときちんと(イラストレーターの井上文香さんのページで、全貌を見ることができます)

 

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