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さぁ、ウェボリューションへ! 顧客創造の突破口

検索では見つけられないもの

2020.01.08

明けましておめでとうございます。PR現代の大下直子です。
オリンピックイヤー、庚子の一年が始まりました。
皆さまどんな新年をお迎えでしょうか。
歳末のブログのお当番でも少し触れましたが、庚子は「庚」の結実、形成と、「子」の誕生、増から何か新しいことが動き出し、新しい物を生み出そうとするエネルギーに満ちています。オリンピックもそうですが、5GとかAIとか……、どう考えてみても新しい何かが始まりますね。いやもう、始まっていますね

さて、年末に京都でタクシーに乗ったときのこと。「あ! この高齢ドライバーさん2度目だ」とすぐに分かりました。1度目に乗車したときもその乗り心地が衝撃的だったのでブログに書いたか?ツイートしたか? なんせ、ブレーキとアクセルが忙しく、かつ強く……身体が前後に揺れすぎて……もう、さながら乗馬。そして脇汗グッショリ。心配すぎる運転ですっかり気持ち悪くなり、下車後はグッタリしました。いやぁ〜、まだ現役で頑張っていらっしゃるのですね〜〜。そして降りるとき、うっかりお財布の中には千円札がなくて……「カードとかでお支払いって〜〜」と恐る恐る聞いたところ、おじいちゃま、クルッと振り向き「うちは現金だけっ!!」ってすごく怒っておっしゃっていました。お釣りはあるというので申し訳ないけど1万円札出しました。現金だけのお店やタクシー、これから大変でしょうね。いや、この高齢ドライバーさんタクシーはそれより運転が大変です。

働き方改革でぐいぐい変わる環境

時代のスピードが速いので、2016年というともはや大昔のような気がしてしまいますが、Yahoo!の新社屋が「働き方改革」の先鋒のように紹介されたときは随分注目を浴びましたよね。どこかのリビングルームみたいなフリースペースだったり、コワーキングスペースだったり、フリーアドレスだったり……、デスクの配置とか色。紫色の椅子の集中ブースとかとっても新しく感じましたよね〜。色って大事かも〜〜〜な〜んて思ったものでした。当社はもう何年も前からフリーアドレスなのですが(Yahoo!より早い 笑)、住み着いている主かのようにどうも、人間って同じ席に着きたがる。結局自由席なのに定位置になってしまって、あんまりフリーアドレスのメリットは生かし切れていないかもしれませんが……。

ちなみに、我が家も快適かつシンプルに暮らすための大改造を計画中です。計画ばっかりで、どうも時間がなさすぎでどうにもこうにも進まないので、「長期」に渡って「計画中」という……もっとも物事が上手くいかないパターンのどん底(どよよよよ〜ん)。まぁそれはどうでも良いことですけど……。
カルロスゴーンさんの決断力と、勇気と、財力があればとっくに終わってるよな〜(ゴルゴ13かと思うようなすごいことしたよね)なんて思う今日この頃。それは置いといて……

 

トヨタの静岡工場にできる未来都市! 楽しみですね。豊田章男さんがスティーブジョブスに見えました(笑)地下物流も、自動運転もリアルなんですね〜。トヨタと日産はたしか、かつてライバル会社だったと思ったけど……随分、ニュースで取り上げられる内容に違いが出てしまった年明けですね。
そして都心部では三井や東急の顔認証システムもいよいよ本格化してきました。当社のオフィスは猿でも入れるセキュリティーのザルで、個人パスすらありませんが(笑)大手各社のビルや官公庁のビルはカードを「ピッ」てするパスどころか、顔認証がどんどん進んでいます。あの改札口みたいなところ………。マスクをしていても認証するっていうんだからスゴイですよね。毎日が科捜研みたいな(笑)顔認証の市場規模をリサーチステーション社さんが調査したところ、2022年には8,500億円を見込んでいるそうですが、2017年は4,500億ですから、なんだか1兆円を超える市場規模になりそうですけどねぇ〜? 顔認証そのものの技術の進歩もすごいことと思う一方で、入社、退社の際の登録、登録抹消などのオペレーションとその徹底がやっぱりすごいなと、何事も続かない自分たちに置き換えて感心しています。近い将来、手に何ももたなくても通話や支払いは可能になるでしょうね〜!!

 

クールビズでネクタイ市場が大打撃を受けたときのように、お財布や小銭入れ、定期入れとか、バッグとか……この世から消えていくのでしょうか? 「昔の人はこんな物にお金っていう紙やコインを入れていたらしいよ〜」とか、「俺のひいおじいさんは油揚げみたいな物に紐をぶら下げて充電していたよ〜」「いや、うちのばあちゃんはいつも油揚げみたいなものを指でこすっていたよ」「そんなこと言うならうちのパパは油揚げをいつも耳に当ててたわよ」とか……そんな会話が将来飛び交うのかも〜。想像するとおかしくなってきます。でも、便利になりすぎて市場がどんどん消滅していくのもどうかと思うけど〜? どうなんでしょうね?

顔認証でオフィスビル内での買い物がすべて可能になり、購入した物はドローンで届くというオフィスも実験的に始まっています。メガネのJINSさんでも「ほとんどの人がオフィスでは集中できない」という課題に2017年からチャレンジしています。「今ちょっといいですか?」「ちょっと聞いてもいいですか?」と集中が途切れて、次に集中に入れるまでに人間は23分かかるそうです。そして、オフィスでは平均で11分に一回話しかけられたりするとか。面白いことを調べている人がいるのですね。しかし、何事もデータをとって解決策を講じるのというのは大事なことです。大きな声で長電話をしている人が一人いるだけで、全員の集中が途切れるとしたら……? 10人いたら230分の喪失、100人いたら2300分(1日半)の喪失ですので、企業としては大損害ということになってしまいますね。それが11分に一度起きているのだから、8時間労働が12時間労働(日本の平均)になるわけだし、仮に8時間だったとしても1日に50回、集中が途切れるとしたら……ひゃぁああ〜膨大な損失です。

 

オフィスは「コミュニケーションの場」であるべきだという考え方が主流になる一方で光や音や色や空気などを研究して、集中やコミュニケーションを科学することで、働き方改革を目指す企業も今後どんどん増えていくかもしれません。中小企業はそれどころじゃなくて、なんとなく成果も効果も訳が分からないまま、「働き方改革」だ〜と看板掲げて、制度だけ体裁を整えることで終わりそうですが……規模の大小は関係なく、それぞれの社員がポテンシャルを最大限に発揮できて、仕事のパフォーマンスを上げるための取り組み、そこには大きな市場が存在しているかもしれませんね。人間にしかできないこと、日本人にしかできないこと……いろいろと考えてしまいます。

答えが簡単に見つかる

昨日、「退職代行サービスがてんてこ舞い」というニュースがありました。特に年末年始やゴールデンウィークなどの長期連休後にこのサービスを利用する人がとても多いそうです。

自分のクチから退職を申し出ることができない、会社に退職の手続きに行きたくないという人が利用するそうです。「サービス」も、かつては考えられなかったところに需要があったりするのだなぁと、呆れるやら感心するやら。今年はその「退職代行サービス」への依頼がことのほか多かった。今後はもっと増えていくだろうというニュースでした。小売店さんや問屋さんでも何度か耳にしたり、相談を受けたことがあります。「突然でした」「昨日まで普通に働いていたのに」「やる気があるように見えたんですけど」と。

叱責されたり、注意を受けたり、失敗をしたり、それが続いたり、覚えられないことが多かったり、不慣れで時間がかかったり……など、彼らは就職するまでは体験したことのないことに直面をしますので、上司との受け答えなどのコミュニケーションがよく分からない場合、これまで分からないことがあったときや困ったときの解決策と同様に検索して調べるのだそうです。そして似たようなケースと同じように「『ご指摘ありがとうございます』がベストな答えです」なんていうのを見て、それを上司へのメール返信にコピペして送信ボタンをクリック。

また、「怒られ上手になるために」、「叱られても心が折れない法則」とか「嫌な上司との距離の置き方」のようなノウハウがネット上にあふれています。上手に使いこなしているから「昨日まで普通に働いていた」「やる気があるように見えた」「優秀だった」「良い子だったのに」というように上司や経営者には見えてしまうのでしょうね。よかったら「上司に怒られたらどうする」「自分は悪くないのに怒られる」などと検索をしてみてください。膨大な答えがそこにあり、かなり笑えます。

ヤクルトスワローズの大型新人ドラ1

答えが何でもネット上にあるというのも善し悪し。人間が、「考える力」、「耐える力」を失っていくとどうなるのか? 考えていると少し怖くなってきました。「インターネットの使い方」ではなくて、「インターネットの上手な使い方(生き方)」とか「インターネットに人生をだめにされない生き方」を学校で教えなければならない時代かもしれません。そんな中、飛び込んできたニュースはヤクルトスワローズの大型新人ドラ1の奥川恭伸投手の入寮のニュースでした。ん? なんの関係があるのか?って?星稜高校を卒業して石川県を出て一人暮らし(寮生活)をスタートするニュースなんですけどね……。

星稜高校の山下監督が、石川県を離れる奥川くんに3冊の本をプレゼントしたのだそうです。なんか、毛利元就の三本の矢とか早起きは三文の徳とか三顧の礼とか三度目の正直とか盗人にも三分の理とか二度あることは三度あるとか三つ子の魂百までとか(しつこい)じゃないけど、「師が3冊の本をプレゼントする」って物語があるな〜っていうか、3冊って心憎いな〜とか、憎いことするな〜とか思っちゃいましたわ。

で、その3冊ですが、1冊は元ヤクルトの監督で名選手だった野村克也さんの『野村克也野球論集成』という本。これはヤクルトの選手にはなんだか必要そう……(笑)。もう1冊は『神様が創った試合』(1979年の夏の甲子園で延長18回を戦った箕島vs星稜の試合のドキュメント)。まぁ、これも「なるほどね〜」って思いますよね。野球の監督が野球のプロになる子に贈るんですしねぇ。
そしてなんと!! なんとなんと! もう1冊が国民教育の師父である森信三著の『10代のための人間学』という本だと言うじゃないですか〜〜〜!(ニュースを知った夫が教えてくれました)

 

超ビックリ!(あ、「超」って死語ですか?)

 

当社の社員(と言っても古い社員だけですが……)のバイブルでもあり、創立40周年(だったかな?)でお取引先様にプレゼントさせていただいた『不尽叢書』の著者です。当社の男性たちが毎月一日におこなっている読書会では森信三著の『終身教授録』を皆で読み、その内容についてかみしめ、咀嚼して、互いの解釈をぶつけ合ったり、自分たちの生き方や考え方を闘わせているようです(決して女人禁制ではありませんが、たまたま男性だけなの)。
読書会、きちんとやると効果絶大ですし、楽しいですよね〜。

人生の土台を築く重要な学び

森信三先生が母親の心得を説いた『家庭教育の心得21 母親のための人間学』と「父親のための人間学」がロングセラーですが、その第三弾として、主に子ども(中学生)に向けて優しく書かれたのがこの『10代のための人間学』です。なんとなく10代の人や、生き方について考えたり謙虚に自分を省みたりすることのない人が読むと「つまらない本」と思われるかもしれません。退屈だったり、難しいと感じたり……、「意味分かんね〜し」とか言われそう……いやいや、10代の人がこれを読めるのか? などとも思ったりしますが……きっと、20代、30代、40代と「人生」という名の旅を歩んでいく中で、不条理や挫折や困難や、自己嫌悪や反省や怒りや……etcなにか壁にぶつかったりしたときに「あのとき読んだあの本に書いてあったアレ」という風によみがえってきたり、そのときに始めた習慣が力になってくれるのかもしれないですね。

私は、もともとはライターでも編集者でも記者でもなく販売員(営業)でした。どんなに数字が欲しくても基本を大切にしなければ、売り上げを上げ続けることが難しいことを知らず知らずのうちに体験的に学びました。また上司や先輩と言ったお手本に恵まれていましたので、土台がなければ数字はできないと言うことは身体や魂が覚えています。誰も見ていなくても努力や工夫を怠ったり、自分や他人に嘘をついたりすれば、結果に必ず現れてしまうことを幾度も体感しました。なんせサボるときもサボり方も、半端じゃない破天荒なサボり方をしましたからダメージもハンパなかった(゚◇゚) 一番良かったのは、私が働き始めた頃、「答え」はインターネット上にはありませんでしたので古典や歴史や体験から学ぶ以外に解決策はなかったことでしょうか。幸せな時代を生きたなぁとしみじみ思います。

な〜んて、偉そうなことを言っていますが、私も若い頃は「今時の若者」でしたので(笑)
諸先輩方はきっと私の言動を疎ましく思ったり、バカだな〜と思ったり、腹を立てたり、将来を危惧したりしてくださっていたのだろうと思います。先日、丸上の上達社長が教えてくださったのですが、3000年前のエジプトのことわざにも「今時の若い者は〜どうしたこうした」っていうのがあったらしいです。かなり笑えますよね。てへへ。

なので、私の諸先輩、先祖たちは自分で考えたり体験したりしながら……例えば、神社の銀杏の木の一番上が色づいたら稲刈りをするとか? なんか、キンモクセイの匂いがしたらどうするとか、太陽がここから昇ってきたらあれをこうするとか、そんな知恵がいっぱい、いっぱい生まれたのだろうな〜〜〜。生きる知恵……いろいろなことを体験的に学習するっていいですね。学習しないで何度でもやりたるのは「戦争」ですね。嫌だわ。怖いわ。だいたい多くの戦争はトップの軽はずみな判断でうっかり始まっていますので、トップはしっかりお願いしますネ。いや、戦争じゃなくて土台の話をしていたんですわ。

「あべのハルカス」を超える高さの、64階建ての超高層新ビルが六本木に建設されるそうです。多分、基礎工事に長い時間がかかるでしょうね。高いビルを建設するのは(建設のことは何も知りませんが)土台が大事なはずです。仮に積み木を積むとしても、土台がしっかりしていなければ高く積み上げることなどできませんから。

人生を生きる上での真の『秘訣』

森信三先生の『一日一語』の1月1日はたしか「人生二度なし」だったかと思います。この『10代のための人間学』も致知出版のHPの資料によると言葉の「一つひとつに『二度とない人生を真に充実させて生きていってほしい」という晩年の森信三先生の祈るような思いが込められている』とあります。そして、この本には、当社が森信三先生の愛弟子で、晩年ずっとおそばに仕えていた寺田一清先生から教えていただき、ずっとお客さまにもお伝えし続けている「あ・す・こ・そ・は」の挨拶や、整理整頓清掃、立腰(りつよう)といった大切なことがとても優しく書かれています。

「あ・す・こ・そ・は」の「こ」がこの立腰で、腰骨(こしぼね)を立てるということなのですが、「あ・す・こ・そ・は」をお伝えし、説明をするときに、一番難しいのがこの立腰の説明なのです。言葉や身振り手振りを駆使して必死で伝えますが、どうも伝えにくい。伝わらない。永遠の課題のように常に私の前に立ち塞がっている手強いヤツです。
その立腰について、中学生、高校生に分かるように書かれているという点で、私はもうすぐ50代を卒業する年齢ではありますが、山下監督が奥川君にプレゼントしたのをきっかけにして、『10代のための人間学』(致知出版社)を再度読み直してみようと思ったのでした。

その目次は……

1 「人生」というもの

2 「立志」について

3 「立腰」への努力

4  あいさつと返事の重要性

5  場の清めとしての「清掃」

6  にんげんにはなぜ勉強が必要か

7 「友情」について

8 「責任」はにんげんの軸

9 「自律」とは自分に打ち克つこと

10 「正直」は人間の土台

11 「誠実」とは言・行の一致

12 思いやりは人間最上の徳

13 忍耐への秘訣は?

14 偉人の伝記を読み抜こう

15 天分――その発揮は人間最上の目標

16 いのち――この最貴なもの

 

検索では見つけられないもの

 

いやいやいやいやいやいや〜〜〜〜すごい(汗)

「子どもが読めるんか〜い」と思ってしまいますが……(汗)おばちゃんもまた、心して読みたいと思います。「早くから人生態度を確立することが、人生を生きる上でも真の『秘訣』と言えるのです」と森信三先生がおっしゃるとおり「早くから」というのがおばちゃんには甚だ残念ではありますが(笑)、もし中学生くらいのお子さまをお持ちなら、また若い社員さんたちがいらっしゃるのなら、活用していただけたらと思います。
「早くから人生態度を確立することが、人生を生きる上でも真の『秘訣』と言えるのです」というその「秘訣」は、きっと検索では見つけることができないはずです。暮らしも働き方も猛スピードで変わっていくこれからの時代は、検索では見つけられない、たどり着けないものを持っているかどうか、身に付けているかどうかが、とても重要な気がしてなりません。

私自身は「刻石流水」でありたいなぁ〜と思う年明けです。
皆さまにとりまして2020年庚子の一年がよき日々でありますように。

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