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さぁ、ウェボリューションへ! 顧客創造の突破口

質の高い情報発信と阿吽の呼吸

2020.02.05

こんにちは。
PR現代の大下直子です。
一昨日が節分、昨日が立春。そう、暦の上では春になりました。令和二年が開けたかと思ったらもう2月。

この1月は新型ウィルスの騒ぎで、マスクもアルコール消毒液も完売のお店が多く、ちょっと買っておこうかとAmazonを覗いてみたら、今まで見たこともないような「高額のマスク」がたくさん売っていて少し呆れてしまいました。

この高額のマスクは、決して「高級なマスク」っていう意味じゃないで〜す(笑)

 

まぁ、「それが経済だ」と言ってしまえばそれまでですが。

オタクって何?

突然ですが……「オタク」というのは、ひと言で言うと要するに何なんだろう? って思う記事を読んだので、ちょっと調べてみました。

いろいろ調べていると……

「ヲタクに恋は難しい」という映画が2月7日(金)に公開!というニュースが飛び込んできて、ますます興味津々。

 

高畑充貴さんと山崎賢人さんの主演。ムロツヨシさんや菜々緒さん、斎藤工さんらが脇を固める映画で、もともとはベストセラーのマンガだったんですよね。

 

「オタク」は、「ヲタク」と書いて、ますますその雰囲気を増している(?)らしいですね。「ヲ」で始まる単語の違和感ったらありません。「を」は文頭に来ない! と習いましたからね。(なので、このブログでは「オタク」と書こうと思います)

 

「あの人ってオタクっぽくない〜?」とかのオ・タ・ク。

 

もともとは、80年代にコミケに参加した人同士が、互いを「おたく名前なんていうの?」「おたくらどこから来たの」などと相手のことを「おたく」と言い合ったことで始まったと言われています。コミケが発端だったこともあってか、アニメ、コスプレ、ゲーム、プラモデル、アイドル……などに熱狂的な人たちのことを指すことが多いようです。

 

そこからさらに「オタク」は一般へと広がり、「スポーツオタク」とか、「歴史オタク」など、ゲームやアニメなどに関係ない分野でも「熱狂的な人たち」を表す便利な言葉として使われ始めているので、必ずしも一定の分野の人を指すとは限らなくなっているようです、一定の趣味や嗜好に傾倒しすぎる人たちを「〜〜〜オタク」と呼ぶようになっているわけですね…………!

不思議な言葉に成長していきました。まさに言葉は生き物だということだと思います。

 

ある一定の趣味やファッションの人をカテゴライズして呼び名を付けるのは、オタクに限らず、どの時代にも……古くは「太陽族」とか「みゆき族」なんていうのもありましたし、原宿で、アラビアンナイトとよさこいが合体したみたいな妙な服を着て踊る人たちは「竹の子族」などとも呼ばれていました。

古いところでは、太宰治の小節から生まれた「斜陽族」? 80年代には「〜〜〜してくれない」っていう口癖の人たちを「くれない族」なんて……なんだか、昭和の時代はカテゴライズされると「族」になるのが圧倒的に多かったようなのです。

 

なぜか、オタクは「オタク族」とは言わず、「族」のほうに近いような役割をも持つ言葉へと進化を遂げました。

 

オタクターゲットで急成長

 

今回のブログのお当番では、最初に書いたちょっと気になったニュースからオタクの話になったわけですが、実はそのニュースというのが、「客をオタクに特化した不動産屋が急成長している」っていうニュースなんです。

 

1月31日に飛び込んできた情報でした。その会社の社長様はオタクだそうです。

 

そして、社員さんも全員がオタクで……汗

 

そして顧客もオタク。

 

なんだかとても平和な気がするぅ〜♪

 

で、このニュースを読んだときに思ったのが、社長が着物オタク、社員も全員着物オタクで、そして顧客もみ〜んな着物オタクだったとしたら? あるいは、社長が猛烈な宝石オタク。当然社員も全員ビックリするほどの宝石オタク。顧客もみ〜んな宝石オタク。とかとか…… いろいろと置き換えているうちに、いろいろなビジュアルが浮かんできては消え、浮かんできては消え、だんだんと面白くなってきちゃいました〜〜。

 

ぜひ皆さんも商品名のところを野菜とか、茶碗とか何でもイイから置き換えて空想をお楽しみくださいませ〜〜〜……じゃなくて(笑)

 

これって、もしかすると、最強のカタチなんじゃないか? と思ったのです。

 

ちなみに、

こちら⇒「おたくのやどかり」通称「おたやど」のサイトです。

 

いやぁ〜、トップ画面からぶっ飛んでますよね〜。

 

これが不動産屋さんのサイトだろうか〜ってもう、オタクにはたまらない五木あきらさん(コスプレーヤー)を起用(お見事)。

※この場合のオタクは、アニメとかゲームとか的な、言葉が生まれた頃の「オタク」を指しています。

 

で、この不動産屋の社長さんにインタビューを試みてくださったのがライターの小口覺(おぐちさとる)さん。

 

そう、知る人ぞ知る『ちょいバカ戦略―意識低い系マーケティングのすすめー』(新潮新書)の著者さんです。

 

私は千葉県民ですので、「ぬれ煎餅」で稼いでる銚子電鉄の生き残り方」で彼と初めて出会いました。

 

正確には彼の文章と初めて出会いました(笑)

 

そして、バックナンバーをさかのぼっていくとなかなか切り口の面白い記事が多い。

 

一年くらい前の「『ブスのマーケティング戦略』がダメダメな個人や商品を救う!」もなかなか笑えました。いや、勉強になりました。

 

で、その「おたやど」ですが、宣伝会議発行「販促会議」の10月号
にも載っていましたのでご興味のある方はバックナンバーをぜひお読みくださいませ。

 

なんせ不動産屋の臭いってぇ〜もんがしないところが実に面白い。(ちなみに、関係ないけど私の母方の祖父や大叔父は不動産屋でしたし、私は行政書士事務所に勤務しているときには不動産屋さんを毎日毎日訪問していましたので、不動産屋さんの「におい」にはチト詳しいのです笑)。

 

電話離れはテレビ離れよりも勢いがスゴイ!?

オタクならではの接客を小口さんがおたやどの平田社長さんに尋ねると、問い合わせは「LINE@」がもっぱらで、とにかく電話をしたくない人がけっこういるのだと。

 

なるほど、若い世代はもちろんのこと、社会全体が電話離れしている、コミュ障(コミュニケーション障害)が増えている中、SNSやチャットのようなオンライン上でのやりとりができるというのは、実に物事が上手く進んでいくのに欠かせない要素になっていくことはどうやら間違いなさそうです。

これはオタクに限ったことなのだろうか? と考えると、いやいや、電話よりも、ラインやsmsを好む人は、増えることはあっても減ることはなさそうじゃないかと思えてくるわけです。

 

ましてや「かけるのがイヤ」「かけるのが苦手」という人たちが、電話がかかってくる……つまり、電話アプローチを喜ぶわけはなし!!!

 

催事のアプローチや、顧客への連絡手段も変えていかなきゃいけないと実感しているお店も多いのではないでしょうか?

 

文字だけのやりとりなんて……! と思われる方もいらっしゃるでしょうが、もともと、愛情表現は和歌でしたし(いつの時代やねん 笑)、

 

和歌や俳句など短い文章でやりとりをしてきた歴史を持つ日本人には、ラインとか、ツイッターとか、なんだかそういうのって向いてるのかもしれませんぞ。

 

顔文字や略語を開発したのも、文字数に制限があった頃の高校生ですし。

 

販売、営業の仕事が長かった私は、接客の研修を依頼されが多く、

 

「雑談上手になりましょう」なんていう講演やレッスンをよくしたものでした。

 

つたない内容ではありますが、コミュニケーションについてのコツや心がけをお伝えするとたいへん喜ばれたものです。

しかし、他人との他愛もない雑談が苦痛なお客さまとか、そもそもコミュニケーションが嫌いなお客さまなんていうのが増えてくると、いろいろな工夫をしていく必要がありそうです。

 

「コミュニケーション能力」は、販売員にとって欠かされざる能力のはずなのですが……、どうやらそれだけでは済まない時代になってきたようです。

 

そんな時代の変化のスピードがマッハな時代。

ある一定の、同じ趣味を持つ同士ならば、相手の求めることを察しやすい。

いや、同じ(コアな)趣味を持つ人同士じゃないとわかり合えない世界観があるのかも? お客さまの(口には出せない)要望を察する(というか、予想する)ことも、同じ世界で生きている人同士なら共有できるんですね。着物が好きなひとじゃないと、着物は売れない。宝石が好きな人じゃないと宝石は売れない。

商品を単なる商売の「道具」だと思っているだけでは、到底、販売や顧客満足は得られない……、まさに、プロフェッショナルであり、かつ、仲間じゃないと……

 

例えば「おたやど」では、ゲームをやる人が引っ越し先の部屋を選ぶとき、回線のスピードには徹底的にこだわることから、インターネットの回線の速い物件を紹介するのだそうです。

 

普通の人にはどっちでもいいことでも、ゲーマーにとってはこれ、死活問題らしいんですよね。オタク同士だからニーズが完全に掌握できる!

 

着物オタク同士なら、お客さまの「お困りごと」が分かる。

 

お困りごとを解決するところに商機がある。

 

何でも売ってるだけじゃだめだめ

先日、山形県の百貨店「大沼」が破産しました。

記者会見で社長さんは「私だって潰したくない、できれば借金して乗り切りたかった」みたいなことをおっしゃってました。悔しそうでした。

 

そりゃそうですよね。でも、負債総額30億円で、「はい、よろこんで〜」って貸してくれる銀行もなかったのでしょうね。190人の人たちが解雇されました。創業300年の老舗が……(泣)。

 

これで山形県は、日本で唯一、百貨店のない都道府県になりました。でも……もしかしたら(ごめんなさい)山形県が日本で唯一と言うのも短いんじゃないか? と思ってしまうほど、全国の百貨店は苦しい。

 

百貨の名のとおり「何でも売ってるんだよ〜」って、物のない時代には、百貨店は夢のようなすてきな空間でした。

 

百貨店に少しおしゃれをして出かけるのは、私の母の世代(昭和10年代生まれ)にとっては最高のお出かけの一つでした。

 

楽しい物事が限られていた時代には、百貨店はまさに喜び、楽しみ、笑顔、希望。満足、夢、未来のエネルギーに満ちあふれていたような気がします。

 

でも、「何でもある」、「たくさんある」ことは、豊かな時代にあって、ち〜っともうれしいことではなく、当たり前なりました。

 

「テレビは観ない」という人も、どんどん増えています。

時間を縛られるのがイヤ、面白いと思う番組がないなど、理由はさまざまですが、以前も書きましたが、興味があること、好む情報だけが大量に瞬時に入ってくる時代。

 

無駄やアソビ(ハンドルのアソビみたいなもののこと)が一切ない。

 

これ、以前も書きましたけれども……、

例えば辞書を引いたとき偶然見つけた言葉との出会いなんていうのは、なくなるわけです。

 

雑談を好まない、初対面を好まないから自分の趣味に特化した友達だけと付き合うわけです。

 

欲しいもの、好みのものだけをあっという間に(ネットで)見つけることができるんです。新規客づくりの手法は激変しました。手を打たないと!

 

情報の質と量、そして分析方法と発信方法

ありとあらゆる最新の手段をつかって情報発信をしてもしてもしても足りない時代に、

 

自社のサイトに着物オタクを満足させられる質の高い情報があるか? 宝石オタクを満足させられるだけの十分な情報があるか? 時計オタクがよだれを垂らして喜ぶようなサービスが、掲載されているかどうか?

 

間違った情報や薄っぺらい情報が一つでも掲載されていたら、それこそオタクは詳しいですからね〜〜〜見抜きます。

 

「おたやど」は、わざわざ説明しなくたって阿吽の呼吸であっという間に回線の速い物件を紹介してくれるわけですから、ゲーマーたちが普通の不動産屋さんへ行くわけがないですよね。

 

着物ファンや宝石ファンの望んでいることを、しかも、これまでとは違う、あらゆるコミュニケーションの手段で、阿吽の呼吸で提供し続けるなんて「無理に決まってるじゃん」と思います。

 

「無理!!!!!」って言い切りたい。

 

でも、それがもしもできるお店だったら……?

 

Webサイトからは「ニーズ」(=着物ファンや宝石ファンが望んでること)がデータで明確に分かるようになっています。

 

「ああ、思った通りだな」ということもあれば、

「なんじゃこりゃぁぁああ?」ということもあって、

当社のWebチームが分析した自店のデータをご覧になると、

 

最初は「うちにそんなことを望んでる人はいませんから」とか

 

「その商品は当店では特に力を入れていませんから」と

 

納得いかずにおっしゃる方も多いのですが、丁寧に説明をするとほとんどの方は違和感を感じながらも、徐々にご納得をいただけるようです。

 

高度な専門性を必要とする商品を扱う業種だけに、その明確になった「ニーズ」を上手く活用して手を打つことができたら??? 「お困りごと」をきちんと具体的に掌握して手を打つことができていたら? 「おたやど」と同じことができやしないか?

 

弊社がウェブコンサルをさせていただいている店の多くは、すでにそうしたことを始めて数年が経過し、小さな成果の積み重ねがすてきな未来に向かって少しずつ光を照らしてくれているように感じます。

 

もちろん、トップは「オタク」(着物が大好き、宝石が大好き)であって欲しいですが、社員全員を「オタク」にすることは現実的にはちょっと難しいかもしれません。

 

しかし、消費動向や社会環境、生活者心理や言動が激変する混迷の時代にあって、きちんとデータに基づいて、データを最大限に活用していけたら………、なんだか希望の光が差し込み、夢が無限に広がりそうな気もしています。

 

いかに古い考え方を捨てられるのか?

過去の呪縛からいかに離れるか?

古い成功事例を忘れられるか?

難易度は高い中、時代は猛スピードで今年またグググと進んでいきます。

 

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