「新型コロナウイルス対策助成金・緊急融資制度」
2020.03.11こんにちは。PR現代の佐藤です。
新型コロナウイルス本当に大変な状況になってきていますね。
マスク不足は本当に深刻です。
我が家でもストックしていたマスクが刻々と減っております。
いったいどこにあるのでしょう???
3月に入り全国ほとんどの小中高校が休校となりました。
私が関わっている少年サッカークラブでも、それに合わせるように管轄のサッカー協会からも3月中の公式試合、会議、講習会等中止の連絡が入りました。
クラブも3月中の活動を中止しています。
心残りなのは、卒業直前で最後の1カ月間すべての活動を奪われた子供たちのことです。卒団のイベントも現在のところ中止となったままの状態です。
ニュースを見ていても、まだまだ余談は許さない状況のようです。
一刻も早く終息することを祈るばかりです。
さて、今回の新型コロナウイルスは経済にも大きな影響を及ぼし始めています。
経済活動の停滞はさらに続くようです。
人が集まるいろいろなところがガラガラになってきています。
毎日の通勤電車も2、3割ほど空いているでしょうか。
私の使う路線では、22時以降の遅い時間帯では本当にガラガラに近い状況です。
感染拡大を防ぐためにテレワーク、時差出勤が進んでいると思われます。
皆さまの職場では、社員の感染リスクを防ぐために何か行っていることはありますか?
テレワーク・特別休暇の制度導入で助成金
弊社では、9年前の東日本大震災の頃より一気にテレワーク化が進めました。
今回も、会社ではテレワークを推進しており会社がガラガラになることも珍しくありません。
テレワークは実施できる業務に制限がありますが、それ以外にもお子さまをお持ちの社員さん、パートさんがいる職場対応の助成金も緊急で創設されています。
3つありますので紹介します。
1:「時間外労働等改善助成金」
期限付きで新型コロナウイルス感染症対策を目的とした取組を行う事業者を支援するためのコース
最初はテレワークコース
リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000605120.pdf
対象は、テレワーク用通信機器の導入・運用、就業規則・労使協定等の作成・変更等
助成額は対象経費の合計額×1/2(100万円が上限)
2:「職場意識改善特例コース」
リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/000605216.pdf
こちらもウイルス感染症対策として、病気休暇制度、お子さまの休校・休園に関する休暇制度の整備し、従業員が安心して休める環境を整備することで助成されます。
こちらは取組費用の一部を助成(3/4等)で上限は50万円
3:「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」
こちらが緊急で創設されました。
リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/000605827.pdf
ニュース等でも盛んに報道されていたので、ご存じの方も多いと思います。
小学校等の休校により子どもの世話が必要になった労働者に対し労働基準法上の年次有給休暇とは別途、有給(賃金全額支給)の休暇を取得させた事業主に対する助成金制度です。
緊急的に休まざるを得ない方も多いと思います。
すべて別途の有給休暇として対応することで助成されるものです。
※こちらの助成金は発表されたばかりで、まだ申請の受付は始まっていません。
具体的に必要な要件、手続き方法も詳細が決まり次第、厚生労働省HPや各都道府県労働局を通じて発表されるとのことです。
経済産業省の支援策
経済産業省 新型コロナウイルス感染症関連 経済産業省の支援策(2020年3月11日時点)
https://www.meti.go.jp/covid-19/
最新の状況です。
各都道府県、市区町村の緊急融資制度、マル経のような商工会議所関連は金利も優遇されています。
すでにスタートしていて大変な申込数との話も聞いています。
今回の新型コロナウイルスは、さまざまな企業活動に影響しています。
先の見通しもなかなか見えにくい状況です。
最新の状況を把握しつつ、落ち着いて判断し、動くべきはしっかりと動いていくことが大切だと思います。
インバウンドや東京オリンピックなど明るい材料が多くスタートした令和2年ですが、今回の新型コロナウイルスで一転してしまいました。
正念場の一年となりそうです。