今、特に多い相談事のベスト3
2020.03.25皆さまこんにちは、PR現代の三澤です。
昨日、東京オリンピックの開催が延期となりました。
この決定は、今の世界情勢を考えたらしょうがないと思います。
アスリートの方、関係者の方にとっては様々な感情があると
思いますが、延期になって、大成功を迎えることを祈っております。
これから、いろいろ課題が出てくるとは思いますが、
一つひとつ解決していくしかないですね。
小売業の現場では、今回の新型コロナショックにより
いろんな影響が出ています。
特に、この1カ月でいただく多くの相談は次の3つです。
①テレビ電話や、ITツールをつかった会議、ミーティングのやり方について
②有事の時に備えて、ネットショップ、店に来なくても販売できる体制づくりについて
③直近に控える、催事への取り組み、捉え方について
時間が圧倒的に減り、内容が充実する会議になる
デレビ電話やITツールをつかった会議、ミーティングのやり方について
多店舗展開している会社にとっては、必要性に迫られて、会議やミーティングの
やり方の改善を決断されたようです。
私は、このミーティングや会議のやり方は賛成です。
全部をそうする必要はありませんが、会議の2/3は
このようなテレビ電話会議、スカイプ会議、zoom会議、
ハングアウト会議で解決できると思います。
何が一番いいかというと、会議の時間が
圧倒的に短くなります。
当社でも、毎週月曜にしか会えないスタッフが多いので
月曜の朝はミーティングの時間にしておりました。
それが、今回の一件から、テレワークを推進し、
月曜の朝のミーティングはスカイプ会議になりました。
結果から申し上げれば、通常の半分の時間で終了します。
そのためには、事前の準備をきちんとしておく必要があります。
(会議開催の基本ですね)
ポイントは、
会社の電話がなっても、携帯にかかってきても
スカイプ会議の時には出ないこと。
これは最大の時間短縮のルールです。
余計なムダ話、脱線話、電話が入って邪魔が入るなどのことが
なくなり、半分に減るのです。
ダラダラと長い会議を行っていませんか?
交通費をかけて、わざわざ集まったから。
別会場を借りて、コストをかけているから。
なかなか集まる期間がないから。
このような理由で、長い会議が続くということもあると思います。
店でよくある現象ですが、店の店長や幹部が
店にいる時間が減ってくると店の売り上げは減ってくるものです。
ぜひ、この機会をプラスに変えて、
やり方改善、やり方革新をされてみてもよろしいかと思います。
販売チャネルを増やす
有事の時に備えて、ネットショップ、店に来なくても
販売できる体制づくりについてです。
特に、今年の2/5に開催した「JMG新年度フォーラム」では、
2020年の気になる15個のポイントについて紹介させていただきました。
https://next-webolution.com/event/1722/
5Gの時代を見据え、これからの小売業を考えた時には、
店舗だけでモノを販売するということに無理が生じてきます。
消費者は、わざわざ店舗にいかなくても消費が可能となります。
体験も可能になります。
私は、いま40代後半ですが、
消費のほとんどはネットです。
店ではあまりモノを買いません。
(忙しかったり、出張が多かったり、など様々な理由がありますが)
このような消費が当たりまえの世代(40代以下の世代)が、
5年、10年たった時には、予想以上に増えてくると思われます。
こちらをご覧ください。
総務省が来るべき5Gの世界をわかりやすいムービーにまとめています。
こんな時だからこそ、
近い未来に向けての販売チャネルを追加し、
可能性を増やす準備をしておきたいものです。
数ヶ月、売り上げ減が続いても財務に余裕がある店は少数
最後に多い相談ごとは
直近に控える、催事への取り組み、捉え方についてです。
今の状況を考えれば、自粛、中止も一つの選択肢ですが、
飲食店のこの1-2カ月の状況を見ていると、相当なダメージではないでしょうか。
ある飲食店の経営者とお話をした時に、当月の支払いを
どうしようか、夜も寝むれない。
ということを伺いました。
この店は、地域でも知名度があり、人気のある店舗です。
飲食店に限らず、小売業にとって、数ヶ月売り上げが激減しても
経営が成り立つところは、大変少ないのではないでしょうか。
感染予防にしっかりと留意すること。
経済活動の過度な自粛は避けつつ営業活動を行うこと。
分散動員、短期集中型でないスケジュール設定にすること。
などが必要ですよね。
同時に、以前の記事
も選択肢の一つかと思います。
今、店の動き方の例をあげると
当社で発行している店とお客さまをつなぐジュエリー情報誌
『HILLS』を活用いただき、
こんなときだからこそとお得意さままわりをしている店。
平日が静かな分、安全に気を配りつつ、
単価が高いものが販売され業績が好調な場合もあります。
この2年間、将来を見据えて、コツコツとLINEでの
登録を積み上げ、かつ情報発信を行っていた店の事例。
3月のイベントの集客が大苦戦する中、LINEを活用して、
予定通りの集客人数を確保し、
催事の売り上げも予定通りになった店もあります。
催事の動員に関して、密閉・密集状態をさけるため、
分散動員に今まで以上に留意し、客数重視の集客販売から、
一客一客に対してしっかりおもてなし接客をするように
改善している店も多くなっています。
全国、出張をしていると、地域によって
意識や関心度、注意度が違っている感じを受けます。
自粛疲れも起こってきておりますし、午後になれば公園に
人が増えてきており、カフェなどでは自宅勤務を強いられている
会社員が仕事をしていることも目につきます。
マスコミの過度な情報発信や、
さまざまな専門家もいうことがバラバラな様相も伺えます。
根拠に基づかない噂的な情報に振り回されることなく、
確かな情報収集と対策が必要だなとつくづく思っております。
弊社は、ジュエリー、きもの、寝具に携わる商人さんのサポーターです。
新型肺炎の感染予防にきちんと留意し、かつ営業活動をご支援し、お店の方々を笑顔にすることによりいっそう努めてまいりたいと思います。どうぞお気兼ねなくご相談ください。
◆PR現代では専門店のデジタルシフト(情報インフラ強化)を推進しています。
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