「ウェブ上で際立つ」ことの意義
2020.04.08こちらのブログコーナーに初めて投稿いたします、PR現代 プランナーの佐藤静子です。どうぞよろしくお願いいたします。
私が益子の陶器市に「逆に参加しやすいかも」と思った理由
先日、「益子の陶器市」という文字がスマホで目に飛び込んできました。
そのとき瞬間的に感じたのは、「なになに?」という「興味」と「プラスの感情」でした。
なぜかというと、
・作家ものの食器が好きだから。
・以前に益子の陶器市に出かけて楽しんだ経験があるから。
です。
栃木県益子町で毎年ゴールデンウィークに開催されている「春の陶器市」が、今回の新型コロナウイルスの影響で中止が決まったとのこと。
これは50年以上の陶器市の歴史のなかでも初めてだそうです。
私が見たネットニュースの記事では、その中止決定に伴い、「バーチャル陶器市」の開催を検討している、ということが伝えられていました。
詳細はまだ発表されていないようですが、ウェブ上で、陶器市で売られるはずだった作家さんの作品を購入できる仕組みになるようです。
となると、自宅にいながらにして陶器市に参加できるということ。
これはぜひチェックしておきたい……! と、ちょっと、いえ、かなり楽しみになりました。
もしも今回の感染症拡大の件がなければ、通常どおり開催されたであろう陶器市に私も行こうと思えば行けなくもないのです。けれど、普段土日祝日は子供の習い事があったり、何かとバタバタしているため、自分の趣味の目的で丸1日使って出かけることは実行しづらいものでした。
ですが、オンライン上でとなれば、話は別です。自宅にいながら、さほど時間をかけず気軽に陶器市の作品を見ることができそうです。移動距離と時間の問題を解決してくれます。
ウェブ上で際立つ
さて、このことは、着物やジュエリー専門店におきかえた場合にも似たことが考えられるかもしれないと思いました。
着物、ジュエリーが大好きな人。
潜在的に着物に興味がある人。
ジュエリーに憧れをいだいている人。
着物をいつか着てみたいと思っている人。
美しい作品を見ることが好きな人。
ファッションとしてジュエリーを着けこなしたい人。
和の文化が好きな人。
何か楽しみを求めている人。
習い事をして自分磨きをしたいと思っている人。
そのような思いを持っている人に対して、例え遠方でも「ウェブ上で際立つ発信」が届いたなら、新しい出会いがあるかもしれません。
10年以上ぶりにウェブ上で得た情報から益子の陶器市を思い出し、わくわくしている私のように、です。
バーチャル陶器市は今後の詳細発表が気になります。もし無事開催された際には、すてきな食器をつい衝動買い……、ということには気をつけたいと思います。
この状況下で変化したこと
当ウェブサイトでも何度か取り上げられている話題ですが、弊社ではこれまで月初と月曜日は全員出社しての朝礼やミーティングが行われていました。しかし、今回の新型コロナウイルスの件によって、早めの段階から定例の集合のミーティングがオンライン形式に切り替わり、在宅勤務が中心になっています。このことで子供のいる家庭として安心して仕事ができますし、満員電車で通勤する必要がないのでリスク回避ができます。
在宅ワークになる分、社員間のコミュニケーションはLINEやチャット、スカイプ、zoomなどデジタルを介するものが増えました。
それから、学校が休校になったことで、我が家の息子(小学生)も自宅で過ごす時間が増えました。Youtubeを見始め、遅ればせながら人気Youtuber「ヒカキン」さんの大ファンになりました。私もあらためてじっくりヒカキンさんの動画を見て、なぜここまで人気なのかがわかりました。
もう、息子はヒカキンさんの真似ばかりしています。言動、コミカルな表情、ゲーム、それから、アルミホイルを丸めてやすりで磨いて作る「アルミ玉」という物も、動画を見てせっせと作っていました。子供の心をつかむのが本当にお上手ですね。
このように、一世帯だけみてもインターネットを使う時間、アクセス量が以前より増えたことは事実です。
今だから始める、お客さまとの「新しい」対話
昨日、7都府県に対して緊急事態宣言が行われました。引き続き外出自粛は続きます。
これまで行ってきたような営業活動がしにくい状況です。
B to B間では以前から少しずつ増えていたオンラインでの打ち合わせ。今回の新型コロナウイルスの拡大によって、企業間ではますます広がりそうですが、対個人のお客さまとなるとまた難しさもあるかもしれません。けれど、今は逆にデジタルの進化を活用するきっかけとして最適かもしれません。
電話より一歩進んだ「オンライン形式」でのコミュニケーションは、すでに実行されているお店の場合はさらに精度を上げて活用されることが考えられます。まだそういった方法でお客さまとやりとりしていないという場合は、まずは、一人のお客さまとLINEのビデオ通話などを使ってのコミュニケーションを「近日中に実践してみる」というのはいかがでしょうか。まず実行してみることによって見えてくること、気付きもあると思います。実践しながら作り上げていくほうが、うまくいくこともあると思うのです。
この状況をきっかけに変えること。
その変化が、「お客さまとのコミュニケーション手段が増える」という意味でも、また新しい可能性になると信じたい。そう強く思います。
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5月6日まで、当社は全社テレワーク体制をとっています。
期間中は基本的にお客さまへの訪問をしないこととし、オンラインでの打ち合わせ、コンサルティング 、営業活動にて対応させていただいております。
弊社へのご連絡は引き続き、担当者のスマホへ、直接お電話やLINE、PCメール等をご利用くださいますようお願い申し上げます。
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