本質をつかむことの大切さ
2020.06.03こんにちは。PR現代 プランナーの佐藤静子です。
早いものでもう6月ですね。2020年ももうすぐ半年経つということになります。
さて、先日弊社きもの事業部では初のオンラインセミナーを開催いたしました。最近そのお問い合わせをいただいた、主に経営者の方とお話しする機会に恵まれました。
成果を出すためにどうしたら良いか?
そのなかの数名の方は初めてお話しする方もいらっしゃったのですが、共通する皆さんの課題は、要約すると「成果を出すためにはどうしたら良いのか?」でした。
業界問わず、永遠のテーマです。
「成果を出せるようにいろいろと取り組んでいるけれど、なかなか思うような結果が出せていない」
具体的には、
「数年前に作ったお店のホームページがあるけれど……、特にその後なにもしていない」
「流行っているしインスタグラムをやっているけれど……、これで良いの?」
「とりあえずウェブ広告を始めてみたけれど……?」 などなど。
このやり方で良いのか? と迷ったり、始めたけれど更新が続かなかったり、方向性がわからなくなったり、ということが共通していました。
「なぜするのか?」
まず最初にそこをきちんとおさえていないと、行為自体が目的になってしまい、成果に結びつきにくくなってしまいます。
いろいろな方法に着手していること、一歩を踏み出していることはとても素晴らしいことですが、「誰を相手に、どのように運用するか」をきちんと決めて、その目的を明確にしておかないと、せっかく時間をかけて情報発信をしているのに、効果を期待できない結果になってしまいます。
変化に対応する
年明けから広まった新型の感染症流行以前からですが、時代は、そして人々の心理、行動様式は大きく変化しています。
そして今回、世界中で人々の行動が自粛を要されたことで、これまでとは変わるべきことの重要性はさらに高まりました。
まさに「激動の時代」です。
インターネット文化の進化、スマホの普及によって、コミュニケーションの仕方も全くもって変わりました。人の価値観も、モノの所有は重要でなくなり、コト消費、ストーリー消費といった流れで、すでに過去に通用した営業方法をこのまま続けることは難しくなってきました。
時代に合った方法(デジタルとアナログを組み合わせた方法)、すなわちウェブ運用を行うときに大事なことは、誰をターゲットに何をどのように発信していくのかということです。
その点を経営者の方が決めるところから始まります。
常に立ち返りたいこと→「なぜ、これをするのか?」
さて、成果を出すためには、という話ですが、ぜひ実践していただきたいことがあります。
それは「なぜ、これをするのか?」という問いに常に立ち返ることです。
これは、単純な問いのように思えますが、間違いやすく、ぶれやすい部分です。
私自身も常日頃、仕事でもプライベートでもこの肝心な部分がぶれてしまいそうになるので、気を付けるようにしています。
ちなみに我が家では
「なんで宿題しなきゃいけないんだっけ?」
「なんでずっとYoutubeばかり見てちゃいけないんだっけ?」
と、母(私)から子へ、学校が休校中の間この手の問いが繰り返されていました。
先日、お取り組み先のお店のスタッフさんからLINEで連絡をいただきました。
こちらのお店では、毎月弊社がウェブ運用のコンサルティングでお伺いして、その一環としてお店のウェブサイトで更新するブログの担当日とテーマを決めています。
連絡をくださったスタッフさんは、会議で決まったテーマでブログを作成している途中、その内容が自店のサービスのスペック紹介に寄っていることに気づき、「これで良いのかな?」と迷い、相談をしてくださいました。
まずは基本に立ち返り、「なぜ、ブログを更新するのか?」から確認し、そのうえで今回書くべきこと、方向性をお伝えしました。
正式に添削依頼に送られてきた文章は、キーワードで検索する人の疑問に答える、魅力的な内容になっていて私自身もとてもうれしくなりました。
何事も、目的をおさえて実践するのは簡単なようで難しいことだと思います。日々いろいろな業務を行ないながらそれらをこなそうとすると、タスクが作業化してしまうことは誰にでも起こりうることです。
ですので、ぜひ意識して、「なぜ、これをするのか?」という問いに立ち返ってみていただきたいと思います。
私もがんばりたいと思います。
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