電子申請始めませんか
2020.07.22こんにちは。PR現代の佐藤です。
7月中旬となりました。
ジメジメした日が続いていますが、梅雨明けまではもう少しかかりそうです。
コロナウイルスも、また感染拡大傾向になってきました。
東京では新規感染者が200名を超える日が続いています。
緊急事態宣言前よりも今のほうが危険な状態なのが恐ろしいです。
電車も満員ですし、最近は生活圏内からもクラスター発生のニュースが聞こえてくるようになりました。
そんな中、今日(22日)から「GoToキャンペーン」がスタートしました。
重症患者が増えていない状況とはいえ感染者数が右肩上がりのなか、なかなか旅行という気分にはなれません。
案の定キャンセル続きで、一部キャンセル代金を税金から補償するようです。
なんという無駄遣い!と思うのは私だけではないと思います。
東京都は発も着も除外ということになり、この夏は再びステイホームに逆戻りです。
このコロナウイルス感染症との闘いは、まだまだ続きそうです。
皆さまもくれぐれも気をつけてお過ごしください。
さて、今回は「電子申請」について簡単に説明したいと思います。
この数カ月のコロナ禍で、さまざまな申請などの手続きが必要になり役所のハシゴなどをした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も、仕事で法務局、ハローワーク、または銀行などもよく行きました。
どこも大混雑で、密をつくりながら長時間待たされたこともありました。
「e-Gov イーガブ」知ってますか?
こちらは政府に関する情報を提供している電子政府の総合窓口です。
https://www.e-gov.go.jp
もっとわかりやすく言うと、政府(総務省)が運営する行政情報のポータルサイトのことをいいます。
そのなかで、オンライン上でさまざまな申請・手続きを行うことができます。
実は平成13年からあるものなのです。ビックリですね。
今まで、その必要性もあまり感じられず、使いにくさばかりが先行していたイメージがあります。
弊社でも登録は結構早くしたのですが、Macでは使えなかったり、手順が複雑だったりエラーが多発するなど……。
結局アナログながらも直接足を運ぶほうが手間にならず楽という現象が起きていました。
そんなわけですっかり遠ざかっていましたが、今回のコロナ禍、更には今年から特定の法人
(資本金1億円以上など)に社会保険の電子申請が義務化されたのです。
中小企業も時期は未定ながらいずれは義務化されるものと思われます。
加えて今回のコロナ禍の影響もあり、これに限らず、あらゆる商取引で一気に電子化が進む
のではないでしょうか?
どんな申請ができるのでしょう?
たくさんありますね。
代表的なものだと、まず社会保険、労働保険、税の申告、会社の設立関係などでしょうか。
今年から特定の法人で対象となった社会保険は、毎年結構な量の手続きがあると思います。
今は、昔ながらの窓口に加えて郵送で対応をしていますが、それでも電子申請によって効率化は進むと思います。
社会保険事務所に通っていた時代が懐かしいですね(笑)
場所によっては社会保険事務所などが近くにない場合もあったと思います。
それを考えると大きなメリットになりますね。
メリットとデメリットは?
メリット
・24時間いつでも申請できる。
・環境が整っていればどこからでも手続きができる。
・一度で手続きを完結できる。
・手数料の支払いが選択できる。
デメリット
・利用環境を整える必要がある。
※Windows7,8.1、10が必要。
・電子証明書の取得が必要。
※申請者の住民票、印鑑証明証、登記簿謄本等。
・ブラウザの設定確認は必要。
※Internet Explorerを使用します。その際ポップアップブロック設定を無効にする必要がある。
などなど……
最初は面倒な準備も多いようです。
使用を始めれば問題なく効率化に大きく貢献していくと思います。
現在の銀行業務はいい参考例になるかもしれません。
ファームバンキングが導入されてから繁雑な紙での作業が一気になくなりましたね。
まずはパーソナライズの開設から行ってみましょう!
e-Gov 電子申請システムご利用ガイド
https://www.e-gov.go.jp/help/shinsei/index.html
使いにくい〜と書いてしまっていますが、社会保険など利用頻度の高いものは弊社でも使用を始めています。
2020年は働き方が大きく変わる変革のときですね。
電子申請利用促進に係るデモンストレーションがYouTubeにもアップされています。
16分24秒としっかり説明されています。
ご参考にしていただければ。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=34&v=QkFTsAu5Hv4&feature=emb_title