ウェボリューションセミナー ライブレポート
2018.10.18PR現代の大下直子です。私は日ごろ取材をしたり、原稿を書いたり……と、「ペン」を握って(本当はパソコンだけど、まぁイメージで……)仕事をするのが目下のところ(一応は)本業なのですが、10月はなぜかマイクを握って仕事をすることが異常に多く、マイクよりは「バチ」や「ラケット」や「クラブ」を握りたい……いや、「ワイングラス」や「ロックグラス」を握りたい(握るって言わないか……笑)。
と、まぁ冗談はさておき、デスクワークをするスケジュールをとれないために、〆切が過ぎた原稿の催促をしたいのに言い出せない後輩と、絶対に目が合わないように気をつけています。出張しすぎて満身創痍でございます。10月に入り、ず〜〜っと一カ所に立ち続け、ず〜っとしゃべり続けると、声が枯れるだけでなく、足がとても太くなるということを知ってしまいました。
さて、今日は「ウェボリューションセミナー2018 Autumn」を、東京の秋葉原で開催いたしました。今日は、少ししか出番がなかったので久しぶりに「座って」仕事でした。椅子って、本当にありがたい!と思いました。
さぁそこで、どうしても都合がつかなくて今回のウェボリューションセミナーにお越しになれなかった方のために、内容をほんの少〜しだけレポートしたいと思います。
トップバッターとして、セミナー講演デビューの佐藤静子がお話しをさせていただきました。ここ数日佐藤の「言動がおかしい」と周囲はとても心配し、登壇しない社員たちも、当人以上に(?)心配し、緊張しておりましたが、いざ、登壇してみると、佐藤は初めてとは思えない落ち着いた話しぶりで、私はホッとすると同時にポテンシャルの高さに驚いてしまい、うれしくてうれしくてしょうがない!という気持ちで胸がいっぱいになりました。疲れ果てた身体の中からうれしい喜びがわき上がって、なんだかプラスの素敵なエネルギーをもらうことができました。チャレンジしている人や頑張っている人って、すてきです。そうそう、司会も、今回デビューの髙本が頑張ってくれました。頼もしい後輩がいっぱいいて、幸せです。
さて、佐藤がお話しをさせていただきましたのは……?
「ウェブで成果を出すためのライティング・メソッド」
という講座です。テッパン、王道のサイト内「ブログ更新」における最大の課題は「書けない」「続かない」「書き方が分からない」「ネタがない」
「サーチコンソール」は、ブログのネタの宝庫である! という切り口で、「書けない」悩みや、「書いたことのない」不安を、主体的に自分の問題や悩みに置き換えてご説明をさせていただきました。
「キーワード」の見つけ方や、キャッチコピー(タイトル)を書く時の注意事項を、上手に書いている人たちを取材した結果をまとめて、その共通点を発表させていただきました。
やっぱり書き続けている人、自分との約束を守る人。自分で決めたらやり抜く人です。そして、やり続けている人はそうした「根性」以外に、きちんとした具体的な共通点がありました。
常に情報収集していること、メモのとり方、アンテナの立て方など参考になった方も多かったようです。
そして、「完結に内容を表すのがタイトル」ということで、タイトルを書くときには「グッドキーワード」や「サーチコンソール」から導き出した「自店の主張」「売り手の都合」ではない、「ユーザーにとって有益な情報」をブログに書き、かつその内容を端的にシンプルに表現する必要があるのだとお伝えしました。当然ですが、タイトルには、キーワードを必ず入れる必要があるということです。
これまで幾度もお伝えし続けてきましたが、売り手が言いたいことだけを主張しても、サイトのユーザー数を増やすことはできないのは、読み手から共感されないだけでなく、Googleが「良いサイト」という評価をしないため、検索順位が上がらないということです。
クラウドコンシェルジュ「つなぐ」のプレゼンテーションは、神山が担当いたしました。
小売店のトップの皆さまは等しく「課題」と思っていらっしゃることを解決する最新ツールだけに、ご興味、関心が高かっただけでなく、こういうことができたらいいなぁ、こういう昨日があればいいのにと、積極的にご要望も聞かせて下さいました。
既存のシステムは、住所と電話番号、寸法や買い上げ履歴などの情報がせいぜいのところでしたが、「つなぐ」は全く新しい考え方のCRM。人工知能
ランディングページ自動生成ツールの「LOCCI(ロッチ)」のプレゼンテーションは、三澤慎太郎が担当いたしました。
これまで弊社で行ってきたさまざまな施策の効果測定から、「ニーズがあるところにお金と手間をかけないと結果が出にくい」ということが明確になりました。そのことを前提に、成功率の高い新しいスタイルのエリアマーケティングを提案させていただきました。
「LOCCI(ロッチ)」は、コンバージョンを、「来店予約」または、「電話問い合わせ」に特化した独自のシステムで、新規客の獲得をウェブの力で獲得しようという大きな狙いを持っています。折り込みチラシの効果がどんどん低くなっている中、コスト計算をすると、買い上げ1人当たりにかかっている金額に愕然としてしまいます。
本来、一番いいのは商品ごと、サービスごと、地域ごとにサイトを制作運営するのが良いのですが、経費、時間、手間、人員、ノウハウ……と、どれを考えてみてもきっと、どなたでも「無理だ」と言わざるを得ません。そこで、ランディングページ! という考え方です。
ブログを、「ブログ感覚」で向き合うのではなく、「記事」積み上げていくという意識で取り組んで欲しいと、弊社代表取締役社長の下島仁がお伝えいたしました。「積み重ねていく」というのは、どれだけ時代が進んでも、人工知能が進化したとしても、努力や工夫はどんな時代にあっても必要なのだろうと改めて感じるものでした。スマートフォンもSNSもこの10年の変化でした。石橋を叩いて渡るのは大事ですが、時代をよく見極めて……と、2年3年見極めているうちに刻々と時代は進んでしまいます。
よく勉強をし、情報収集をし、判断をし、決断をしていかなければならない便利で、しかし猛烈な時代なのだろうと思います。シャカリキにガムシャラに命がけで働け〜っと号令一下で誰もが必死で頑張った高度経済成長の時代よりも、経営判断や、会社の舵取りは難しくなっているのだろうと思います。
ご一緒に新たなステージへ!
ウェボリューションセミナーにご参加の皆さまありがとうございました。