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さぁ、ウェボリューションへ! 顧客創造の突破口

アプリとサプリの次は!?

2019.10.16

こんにちは。PR現代の大下直子です。
台風15号の時も大変恐ろしい思いをしましたが、先週の台風19号の猛威には圧倒されてしまいました。こんなにも広い範囲に、多くの地域に、大変な爪痕を残して……。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。報道によれば復旧には時間がかかるところが多いようです。未だに不自由な思いをしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。一日も早い復旧を願うばかりです。また、ニュースを見るたびにお亡くなりになられた方が日に日に増えていくこの恐ろしさ、つらさ。さぞご無念だったろうと思うとつらいことです。心からご冥福をお祈りいたします。ご家族やご親族の方々はさぞお辛い日々を過ごしていらっしゃることでしょう。心が痛みます。何事もない当たり前の日常がどれほどありがたく幸せなことか……

災害大国なんだそうです。日本は。
「何十年ぶりの規模」などというニュースを毎週のように、毎月のように耳にする違和感。地球が少しずつ変わっているのでしょうか。気象や気候にスッキリしない感覚を抱くことが増えてきました。何かこう……罰が当たっているような気がしてならないんです。根拠はないんですが、地球が怒っているような……そんな気がすることが増えました。

 

さて、10月も半分が過ぎま、ようやく秋めいてきましたが、特に10月前半は着物選びに四苦八苦しました。真夏に比べて湿度はいくらか低いので爽やかではありますが、なんせ30度を超えれば単衣を着ていても汗だくで……、10月に単衣はもう何年も前から当たり前になっていましたが、夏物を着たのは初めてです。いずれにしても、真夏以上にランニングコスト(汗抜きや丸洗い)がかさみます。10月なのに30度超え〜。

 

幸福そうな人が少ない

地震や台風などの災害はエネルギーを増している気がする一方、東京の街中を歩いている人たちのエネルギーが感じられない……というか、うまく言えませんが、なんだかとても疲れて見える人が多いような気がします。自分がくたびれ果てているせいかもしれませんが、誰もがモヤモヤとスッキリしない何かを抱えていたり、悩みを秘めているように見えます。幸福そうな人が少ない。人間関係や組織や、スマホやインターネットに縛り付けられてがんじがらめでやっと息をしているような……東京だけでしょうか。

私たちがより便利に、快適に、効率的に生きていくために、さまざまなものが開発され、「もうこのへんで結構ですから」というくらい、世の中はとても便利になりました。文明はそれこそキラキラと輝いて、とても素敵な豊かさを私たちに与えてくれるモノだったはずなのに、なんだか最近はとても厄介なモノのような気がしてきました。

次世代のファンづくりや振袖販売にはウェブサイトやインターネットでの情報発信は不可欠で、めまぐるしく変わる常識や、ノウハウを無視してお商売をする訳にはいきませんので、違和感なく話を聞いたり、操作をしたりできる若い担当者に的確な指示をスピーディーに出していくことが絶対に必要で、このあたりには「長年のキャリア」とか、「商売のカン」とかがまったく通用しない、今までの常識ではもう何一つ解決できないことばかりになってしまいました。

理解できないことを受け容れるのは容易じゃない

先日も、Webのミニセミナーの最中、「何を言ってるのか分からない」「要するにどうすればいいのか?」「細かいことはもういいから、いくらかかるか言ってくれ」「だんだん腹が立ってきた」と困惑している聴講者の方がいらっしゃいました。ある一定の年齢以上の経営者の方は、「全てが見える」「全てが分かる」という状態を快適と感じるのでしょう。理解不能なことにはいらつくのも無理もありません。「Googleが全てを決めます」という言葉がどうしても腹に落ちないからイライラするのかもしれません。「俺が全てを決めてきた」世代には苦痛です。

 

「なんでGoogleが決めるの?」と。

 

 

トップの年齢が高くても、若くても、どうしても、店として最低限やらなければならないことがある。それをやらないと大変なことになる。もう一方で、ネット上でどうしてもやってはならないことがある。それをやるとビックリするほど大変な、それこそ信じられないようなマイナスがある。知らないでは済まないことばかりになりました。それらをお伝えしたり、お店の課題をウェブで解決したり、ウェブという「道具」を上手に使って販売促進を効率化したりするために、当社のウェブコンサルがお役に立てることが増えてきたようです。

どうも、この分野は得意な人に権限を与える! というのが正解のようで、不得意だったり、否定的だったりする人間が関わらないほうが(いろいろなお店の状況を見聞きするにつけ)どうも物事がうまく運ぶようです。
「デジタルネイティブ」という言葉は、2001年頃に生まれ、日本では2008年頃から使われている言葉ですが、76世代、86世代、96世代の大きく三つに分かれているそうです(いろいろな考え方があり、正解はありませんが)。76は、1976年前後に生まれた人という意味で、以下同じように1986年前後に生まれた人、1996年前後に生まれた人というわけです。

 

ネオデジタルネイティブ

その中で、96世代をネオデジタルネイティブとして区別する人もいて、そこの違いはとても大きいと言います。76世代、86世代は生まれたときにはコンピューターは一般的ではありませんでしたので、その進歩や進化とともに生きてきましたから、コンピューターのことに詳しい人や、その仕組みを理解している人がとても多かった。ハードがどんどん進化した時代です。それに対して、86世代以降には、「パソコンオタク」的な匂いや、時代を牽引してきたリーダーたちに共通する「とんがった奴ら!」という雰囲気が感じられません。

 

そこに道具(スマホ)があるのが当たり前で、感覚的にアプリを使いこなし、使用頻度や時間も、それ以前の世代の比ではない。その一方で、コンピューターの構造的な部分や仕組みについてはあまり興味や関心はないという印象。そして、パソコンよりもスマホ。スマホアプリは暮らしの一部であり、生活になっている。使い方も、使いこなし方もまったく違っています。当然モノの考え方も違ってくる。

現在、高額品、高級品である着物や宝石を購入している世代は圧倒的にこの世代よりもずっと上の世代ですので、まだなんとかウェブ戦略もまだ立てやすく、手も打てています。しかし、86以降の世代が消費の中心となっていく10年後、ウェブ戦略も、テクニックや裏技だけでは足りなくなっていくかもしれません。

一方で、今回の台風のようなことを経験するにつけ、季節や自然や大地や素材や……うまくひとくくりにできませんが、そういうモノに対するリスペクトというか、畏怖を忘れてしまったことで、地球が怒っているような気がしてならないんです。もう、これは理屈じゃなくてなんだろう? 私の中のカンというか、本能が「それじゃいかん」と言っている。

察する力が弱くなっている気がする

話はそれますが、こんな話を聞いたことがありませんか?もちろん東京と京都では違うでしょうけれど、もう少しグローバルに

「Would you like something to drink?」

とか
「What do you want to drink?」

などと聞かれて、一度「NO!」とか、「No thank you」などと言ったら二度と勧められない。勧めてもらえない。
でも、日本では「何か、お飲み物いかがですか?」と聞かれて「いえ(お手数をかけては申し訳ないので)結構です」と答えれば、「どうぞ遠慮なく(だって喉が渇いてるでしょう?)」とまた勧められる。
「察する力」に最も長けているのが日本人だと聞いたことがあります。言葉が正確に表すその意味だけでなく「行間を読む」とでも言うのでしょうか? それはまだ日本人に……86世代に残っているのでしょうか?

知りたいことが何でも一発で出てくる。
GPSを頼りにどこへでも行ける。
生活はアプリ、健康はサプリに頼っている時代。
身体のわずかな変化や、気候の微妙な気配、他人がどう感じているか?
四季のある国で、かすかな季節の変化や年中行事を大切にしてきた、自然や神様を畏怖して、それぞれの地域の風俗を大切にしてきた日本人がどんどん大切なものを失いかけていやしないか。日本人の察する力、能力は衰えてしまったのではないか?

ここ数年、当社は「ウェブとリアルの融合」と言い続けてきました。
流行や兆しというのは、は大きく振り子のように振れているように思えます。
もうすぐ5Gの時代がやってきます。今、20代前半の86世代が世の中の中心になってくる。生活の一部としてスマホを使いこなしながら、物欲がなく、無駄もなく、贅沢品を好まない、スローな生き方を志向するという、矛盾に満ちあふれた次世代に着物や宝石の魅力をどう伝えていくのか? そもそも、自分の扱っている商品の本当の魅力は何なのか? ウェブとリアルに何の違和感も区別もないこの世代に、どうやってものを売るのか? 真剣に考えなければならない。今から考え始めなければ間に合わないという危機感を猛烈に感じています。

アプリとサプリの次は?

その答えのヒントは……、力一杯矛盾するのでここはもう、直感としか説明がつかないのですが、Web時代だからこそ、インターネットが進化すればするほど、大切なモノを失わないために、自然に学び、シンプルに考えること、歴史に学び、謙虚になることではないかと思うのです。理屈を超えた説明のつかないブログですが「どうやって集客しよう」「どうやって売りつけよう」「どうやって予算を達成しよう」という戦術発想の延長線上には、答えはないように思います。

 

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