改元・増税、オリンピック前に手がけたい5つの販促ポイント
2018.12.05こんにちはしもじん(下島仁)です。
いよいよ師走に入り、来年は5月に改元、10月に増税、そして翌年にはオリンピック。
それまでにぜひ取り組んでおきたい5つの販促ポイントについて今回はお伝えします。
1:平成30年分の販売した商品のメンテナンス
・買取り、買い替えサービスの実施 ・メンテナンスキャンペーン
「30年分の恩返し」「30年分棚卸し」として、ぜひやりたいのが、お客さまに買っていただいたお手持ちのジュエリーやきもののメンテナンスです。
専門のスタッフ、専門の技術、知識をもっている専門店だからこそできるサービスです。そんじょそこらのお店ではできない手厚いメンテナンスが、地元で評判を誇る専門店の魅力となります。
そして、大事なのが、宝石の下取り・買取りをする際のスキームづくりです。天然ダイヤモンドか人工のものなのか? しっかり区分できる体制対応づくりはジュエリー専門店にとって急務といえます。
2:ウェボリューション時代に適応した自社のメンテナンス
・インスタ映えする店内外の改装 ・フリーWi-Fi
・新機能の充実(・カフェ機能 ・ショールーム機能 ・サロン機能)
専門店における若い世代の新規客をつくる重要なポイントが2つあります。それは、力のあるブランドを扱うこと、もうひとつは店舗リニューアルです。改元、消費税増税後の谷を打つ時期に閉店・改装セールを行うのも売り上げ低迷を軽減させる方法のひとつです。
3:社員教育・接客対応のレベルアップ
・価格にシビアになるお客さまのクレームに対する対応を準備する(教育研修、OJT、マニュアルの整備)
これはとても大事なことです。お客様の思いに寄り添う対応を今一度確認する、見直すことをおすすめします。
4:ファン客とのコミュニケーションを強化する
・休眠客への手厚いフォロー ・友の会クレジット会員へのお誘い ・感謝パーティー ・着用イベントの開催 ・情報誌、ニュースレターによる情報共有
高級専門店が生き残る大事な点は、障害顧客をいかにつくるか、増やすかということです。自店のお客さまづくりの「ウェボリューション5段階システム」の構築、見直しは必須です。
5:資産価値訴求に着手する
・販売機能 ・仕入れ機能 ・情報発信機能を持ち、コンサルティングセールス体制を整備する。
お客さまの中には、相続、金融、資産保全という意識が強まっている方が多くいらっしゃいます。
特にダイヤモンドを中心として、自社の超VIP客、地域の富裕層(純金融資産1億円以上5億円未満)、準富裕層(同5000万円以上1億円未満)に対して、資産ポートフォリオのひとつにダイヤモンドを所有していただくことは、宝石商としての役割のひとつとなってきています。
弊社の関係先には、国際的なダイヤモンドの流通価格(ラパポート価格)でダイヤモンドを仲介している日本ではまだ稀な専門店が存在し、意識の高いエンドユーザーをご紹介するようなことも行なっています。ファッション価値、文化的価値に続く、資産価値としてのダイヤモンドはますます注目される分野といれるでしょう。
<まとめ>
本物の価値ある美しい宝飾品を適正価格で販売するのは当然として、
・ファッション価値として提供をさらに進化させるのか?
・ギフトや自分自身の心の満足、受け継がれる家宝といった
精神的・文化的価値としての価値提供を深化させるのか?
・お客さまのお持ちのジュエリーを資産と位置付け、その保全や管理なども含め
資産価値に応える術を新たにもつのか?
今回の改元、増税、オリンピックという大きなうねりの中で
これからのジュエリー専門店の適応力が今問われていると言えます。
今から準備して新たな時代に備えましょう。
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